カッティングプロッタの試し切り(試し折り)
2018年10月28日 (日) 投稿者: メディアコンテンツコース
鶴田です。
GRAPHTEC社のカッティングプロッタ「CE LITE-50」を導入したので動かしてみました。
そもそもカッティングプロッタとは何か知らない人も多いのではないでしょうか。この装置は、カッターの刃が取り付けられたプリンタのようなもので、紙を前後に送りながら刃を上下左右に動かすことで、線画のデータにしたがって紙をカットすることができます。主に転写シートやポップアップの切り抜きなどに使われるようです。
しかし、これを導入した大きな目的はカットではありません。実はカットラインを破線にしたり刃の出す量(切り込みの深さ)を調整したりすることで、紙に「折り目」をつけることができるのです。
この機能を使用して、よく知られた折り紙作品のコピーを作成してみました。特に、曲線の折り目を手作業で正確につけることは難しいので、カッティングプロッタがとても役立ちます。
右上と左上にあるのはErik Demaineによる円形と四角形の蛇腹折りです。中央の丸い球体はORI-REVOという折り紙設計ソフトウェアでデザインしたもの。写真下部にあるものは、よく知られた折りパターンの一つで、風船の基本形を敷き詰めたものです。紙を折るだけでこんなに色々なカタチが現れるのはとても面白いですね!
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