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メディア基礎演習Ⅰ~デジタルコンテンツを知る~スタート

2018年10月 8日 (月) 投稿者: メディア技術コース

今回は、メディア基礎演習のテーマの一つで私と他3名の教員が授業を担当する「デジタルコンテンツを知る」(竹島先生担当)が先週からスタートしたので、その紹介をします。

この演習テーマは、3週にわたって実際にデジタル音声・画像・映像処理や編集をしながらデジタルコンテンツの基礎について知ろうというもので、今年度の新1年生から初めて開始されました。これまで、第1・第2週の回を終えました。

第1回:音について
まず、基礎知識として、音圧波形を表したアナログ信号をデジタル信号に変換してデジタル処理をすることについて前期の復習をし、デジタル信号の性質を確認しました。

Dc

その後、自分の声や物音を録音してから、音の編集ソフトAudacityを活用して音の編集を体験しました。下図のように音楽(上トラック)などに自分で録音した音(中・下トラック)を繰り返し追加してリズムを作り、ミキシング(混ぜ合わせる作業)を行いました。また、新しい音を音響合成によって作る作業もしました。

Mixing

最後に、皆が作った音を流して鑑賞会をしました。とても凝った音楽的な作品や、開始部分で盛り上がって惹きつけるようにするなど構成が練られた作品や、声や音にエフェクトをかけておもしろい音にしてミックスした作品などがあり、ミキシングとひとことで言っても色んな工夫の仕方があるのを発見しながら聞くことができました。

Sakuhin

作品の波形の例

第2回:画像について

画像についても、デジタル化と圧縮などの話しを復習しました。そして、コンピュータで扱われる画像の種類に、マス目状に塗る色を定義した「ラスター形式」と、線分・多角形・曲線などの代表的な点の座標などによって図形を定義する「ベクター形式」があることと、その特徴を確認しました。その後、それぞれの作成や加工に使われる本格的なソフトであるAdobe PhotoshopやIllustratorを使った演習を行いました。

Keishiki

ラスター画像の演習では、基本的な画像変換の手法である、「トーンカーブ」の編集を行いました。下のような2次元のグラフのx軸とy軸はそれぞれ、「変換前の元の画像の明るさ」と「変換後の明るさ」を表します。y=xのグラフ(右上から左下までの対角線)のままだと無変換を表します。グラフを上に引き上げて大きな値にするのは、対象の明度の部分をさらに明るくすることを意味します。逆に、引き下げると対象の明度の部分をより暗くすることができます。y=xのグラフの上下を逆転すると、明暗を逆にした画像になります。

Photo1

Photo2

Photo3_2

Photo4

元画像(最上段)と変換画像(2段目以下)

ベクター画像の演習ではIllustratorを使って、図形や曲線を駆使して作品を作りました。図形を絶妙に組み合わせた手の込んだ作品がたくさんありました。

また、第1、2回の最後には、次回第3回に作る動画の素材の準備をしました。次回は動画編集の演習を行います。

メディア技術コース 越智

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