松林のパワースポット
2018年10月13日 (土) 投稿者: メディアコンテンツコース
松は、まさに日本の樹木を代表する木ですね。松竹梅といって、いずれも清らかで正しくおめでたいことの象徴にも使われる樹木です。能舞台の背景に描かれる「松羽目」の松は、人間世界と隔絶した悠久の時間を表しています。
東京工科大学の八王子キャンパスでは、この松の木を沢山見ることができます。キャンパス中央の芝生に覆われたスロープに松の木が林のように整然と並んでいます。よく見ると、みなそれぞれ違った樹形をしています。
そのうち一本の松を水彩画にしてみました。「斜形」と言うのでしょうか、少し傾いた形に育てられています。まっすぐ育ったものもあれば、この木よりももっと斜めに、地面を這うように育ったものもあります。日本庭園を造園する時には、池のほとりに植えられて、水の上に枝を伸ばす樹形ですね。
大地にしっかりと根を張って、空に向かって枝を伸ばす松の木を見ていると、人間と同じように、それぞれの個性を発揮しながら生きる力を感じます。
常緑樹であり、何千年も生きることがある松の木がこんなに沢山ある。ここは、東京工科大学のキャンパスの中でも特に生命力に溢れるパワースポットになっていると思います。
オープンキャンパスなどで、東京工科大学にいらっしゃる時には、ぜひこの松の木の姿をご覧になって、その生命力を感じてみてください。
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