ソサエティ5.0とビジネス
2018年11月17日 (土) 投稿者: メディア社会コース
みなさんこんにちわ。メディア社会コースの進藤美希です。
ソサエティ5.0についてはこのブログでも発信していますし、お聞きになったことがあるかもしれません。
これは、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会のことです(内閣府ホームページより引用)。
非常に技術的なテーマと思われるかもしれません。
しかし、そうではないのです。
私が専門としている広告においても大きな意味をもつ考え方です。
どういうことでしょうか。
広告はこれまではテレビなどの決まったデバイスで、決まった場所で(たとえば家のお茶の間など)で見るものでした。
しかし今では、スマホを持ち歩き、場所にとらわれず、様々な広告に接するようになりました。
フィジカル空間(現実空間)が高度化すると、さらに、今いる場所や、している動作に応じて、最適な情報、最適な広告を、選んで出すことができるようになります。
たとえば、急に雨に降られて、傘がないので、雨宿りに入ったコンビニで、みなさんが、スマホをひらくと、そのコンビニで、どこにビニール傘が売られているか、場所や値段をすぐに教えてくれるといった具合です。
これは、確かに広告ではありますが、困った状況にある人を助ける情報ということもできます。
ますますスマートな社会になりますね。
「ビジネス」カテゴリの記事
- ソサエティ5.0とビジネス(2018.11.17)
- デジタルマーケティングってなに?(2018.10.04)
- オープンキャンパスにおける大学院メディアサイエンス専攻研究紹介(2018.07.23)
- 大学院説明会:メディアサイエンス専攻にぜひお越しください.(2018.07.09)
- 大学院講義紹介:コンテンツイノベーション分野のコンテンツ制作技術に関する講義(2018.02.19)