招待講義 風とつばさ 水谷衣里氏「ソーシャルビジネスについて」
2018年11月16日 (金) 投稿者: メディア社会コース
こんにちは、社会メディアコースの飯沼瑞穂です。
社会メディアコースでは3年生後期の専門科目に、ソーシャルアントレプレナーシップという授業が開講されています。ソーシャルアントレプレナーシップとは社会起業家精神を指します。
多くの社会起業家達は、起業という形で社会課題を解決しさらには、社会の仕組みを変えることを目標にしています。この授業では、ソーシャルビジネスなどについて学びます。ソーシャルビジネスとは、利益を追求することよりも社会課題の解決を優先するビジネスのことを
指します。多くの課題が社会には存在しますが、NPOなどの非営利団体が直面する問題は、資金不足や寄付に活動の存続が依存していることがあげられます。その点、ソーシャルビジネスは、持続可能な形で活動を収益性を上げながら行うことができるという利点があります。
今回この授業に、株式会社風のつばさの代表取締役を務めている水谷衣里氏をお招きして講義を行っていただきました。水谷さんは以前東京工科大学で講師として教えていた経験もある方です。 今回はソーシャルビジネスとは何か、成功事例や、ソーシャルビジネスを成功させるためには何が必要なのか、など話していただきました。ソーシャルビジネスの成功事例として聴覚に障がいをもつろう者のための遠隔手話ビジネス、シュアールShuR、などの紹介をしていただきました。ShuRはITを使った手話の通訳のサービスを提供しています。水谷氏がビジネス立ち上げ期から関わっていらした事例の紹介でした。学生同士のディスカションを中心とした活発な講義となりました。ソーシャルビジネスの成功例などに興味のある方は、是非、以下のサイトを見てみてください。
文責:飯沼瑞穂
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