研究に示唆をあたえてくれるもの
2018年11月 9日 (金) 投稿者: メディア社会コース
二週間前に学会発表のためコロラドに始めて訪れました。最高気温が-2度の日があったことには大変驚きましたが、地元の子どもたちが必ず登る山やきれいな花などを始めて知ることが出来て大変有意義でした。そして治安がよく、子どもを育てる家族が治安の良さに惹かれてそこに住むことに納得しました。
しかし、長年研究してきた日系人研究では、第二次世界大戦の間に日系人はニューデンバー収容所に収容されたということがわかっています。1度訪れたマンザナールの収容所はロサンジェルスから砂漠の真ん中の暑い暑いところを抜けて跡地に着くと、山に囲まれた広い土地にあり、研究のために訪れた私たちでさえ心細くなるような光景でした。デンバーは、マンザナールよりはややましだったということを、日本に帰りビル・ホソカワ著『日系人のコロラド』で読みました。また、一つ学ぶことが出来ました。
このように研究に直結している読書もありますが、直結していなくても私たちに示唆を与えてくれる読書もあります。日系人研究もですが、ロボットによる人間の支援も多くの本により示唆を与えられました。これから暫く、読書と研究の関係について書いていきたいと思います。
山崎 晶子
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