「おおた研究・開発フェア」展示報告
2018年11月28日 (水) 投稿者: メディア社会コース
皆さんは、毎年10月に大田区蒲田で開催されている「おおた研究・開発フェア ~産学連携・新技術展~」というイベントをご存知でしょうか? 蒲田は、東京工科大学のキャンパスがある地として馴染み深いところですが、昔からモノづくりの工場がひしめく下町として知られ、いまもその文化や伝統は引き継がれています。このイベントは、そういう町の特長・特性、さらには羽田空港や新幹線の品川駅から近いという地の利を活かし、全国各地から最新の技術やシステムを披露する場として始まりました。
今年(10/25(木)-26(金))は第8回(https://www.pio-ota.jp/ota-r-and-d-fair/8/)を迎え、約90の企業や大学・自治体の展示がありました。メディア学部のインストラクショナル・メディア・プロジェクト(IMP)も、株式会社KIBIとともに、“IT・システム開発”のカテゴリーで産学連携の取り組みを紹介しました。以下の写真は、イベントの様子の一部です。
〔図〕 メインステージ(上左),東京工科大学のブース(上右)
研究紹介(下左),導入事例紹介(下右)
テーマは“外国人留学生向け就職支援システム「KIBI」とBlendedラーニング型研修プログラム”であり、モノづくりの紹介ではなかったのですが、外国人を雇用したい企業や留学生を送り出したい大学から関心を寄せていただきました。
また、思いがけない出会いもありました。イベント2日目に、二つ隣のブースから突然一人の若いスタッフがやってきて、研究の説明を求めてきました。私はいつも通りに淡々と研究紹介をしたのですが、それが終わると、その若者はいきなり「実は私はメディア学部の卒業生です。昨日から(工科大のブースが)気になっていました」とカミングアウトしてきました。こちらとしては「早く言ってよ!」という感じでしたが、その後は少し談笑しました。どうも7年前に伊藤(謙)研を卒業したようで、今はSEとして日々奮闘しているそうです。ちなみに、私のことは覚えてないとのことでした(正直でいいのですが、少し悲しいかな…)。その他にも、デザイン学部の卒業生や日本工学院専門学校の職員との交流や、過去の研究で縁のあった方との再会などが図らずもあり、非常に有意義でした。
このイベントには、ほぼ毎年、工科大のどこかの研究室が出展しています。蒲田キャンパスあるいは蒲田の街の散策ついでに、イベントに立ち寄ってみてはいかがでしょう?
以上
文責: メディア学部 松永 信介
(2018.11.25)
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