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台北科技大学のVR研究室

2018年11月23日 (金) 投稿者: コンテンツ創作コース

皆さんこんにちは、コンテンツコースの佐々木です。

ただいま、学会参加のために台湾へ出張中ですが、今日は台北科技大学にお邪魔してきました。台北科技大学は台湾の理科系国立大学としてトップクラスで、創立は1912年 (大正元年)という台湾ではもっとも古い、歴史ある大学です。建築や生産工学が中心ですが、現在ではデザインやデジタルメディアを研究する学科もあります。

台湾教育界の重鎮である林(リン)先生に、いくつかの学科をご案内していただきました。まずは、メディア学部に関係の深いところとして、インタラクティブ・デザイン学科の呉(ウー)先生のクラスにお邪魔しました。 VRコンテンツのインターフェースデザインについても研究を進めています。

ちょうど大学院生の研究ミーティング中でしたので、私も飛び入りで授業に参加させてもらいました。心配していたコミュニケーションは、先生も学生もみな英語が話せるので問題ありませんでした。

今日のトピックは「VR とAR技術の将来」といったところ。クレーン操作のVRシミュレータや、台湾美術館に展示されたAR作品などを見せていただきながらディスカッション。どの学生さんもユニークで意欲的なテーマを持っていて感心しました。ハンディキャップのある人のためのVR、金融とVR、女性の社会参加とARなど、いろいろなアイデアを聞き、こちらも大変勉強になりました。

東京工科大学との交換留学のことなども話しましたが、彼らがメディア学部に来てくれたら、とてもいい刺激になると思いました。これまでアメリカやオーストラリアへの留学経験のある学生さんもいて、すでにインターナショナルな雰囲気の研究室でした。

林先生、呉先生、講師の龍(ロン)先生、大学院クラス学生の皆さん。今日は貴重な時間を有り難うございました。ぜひ日本にも来て下さいね!多謝。

メディアコンテンツコース:佐々木和郎


林先生と記念撮影


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