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卒業研究最終発表「コンテンツプロデューシング/ゲームイノベーション」プロジェクト

2019年2月20日 (水) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部の三上です.

卒業論文の指導,修士論文の指導に,最終発表指導と学会への投稿,そして採点と年明けからフルスロットルでしたが,少し落ち着いてきました.
今日は,先日の卒業研究最終発表について少し紹介したいと思います.

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卒業研究の最終発表形式は,研究室によってポスター形式と口頭発表形式に分かれます.

私の研究室ではいろいろなスタイルで学生に発表してほしいということから,中間発表ではポスター形式,最終発表では口頭発表形式を採用しています.
こうした多様な発表形式でしっかりと発表のための準備の仕方を勉強してもらい社会に出た時に役立ててもらいたいと思っています.

 

ポスター発表形式の場合は全員の前で順番に1分程度で研究を紹介するFast Forwardという取組があります.非常に限られた時間で自分の研究のポイントを伝える訓練となります.
また,ポスター制作は研究成果をわかりやすく一枚にレイアウトしてまとめるということで,限られた紙面で情報を伝える訓練にもなります.また,面と向かって発表するため来場者とのディスカッションもポスター発表の特徴です.また,デモなど,その場で来場者に体験してもらうための準備なども必要になります.

 

一方で,卒業論文は30ページを目安に,きちんとした体裁で論述によって内容を伝えることが重視されます.口頭発表では,その論文を集約させた4ページ程度のレジュメを来場者に配布(またはネットワークで提供)します.30ページでまとめたものを4ページに凝縮させるには工夫がいります.ポスター同様限られた枚数の中でいかに理解してもらうかという,社会人にとっても重要なスキルになります.

 

そして,集大成の口頭発表です.100名を超える来場者はすべてが専門家というわけではありません.与えられた時間のなかで,専門分野外の人にもなるべく理解できるように,リハーサルを重ね準備します.
こうした発表に興味を持ってくれて,研究で紹介した内容を実際に試してみたいと,発表後には多くの学生が研究室まで足を運んでくれました.

本当はもっといろいろ書きたいのですが,私の研究室の学生は6,7割の学生が学会で発表します.
そのため,研究の詳しい内容は学会発表が済んでから報告したいと思います.
最後にちょっと写真だけ貼っておきます.

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文責:三上浩司

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