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Academy of Osseointegration Annual Meeting 2019 で発表・受賞

2019年3月24日 (日) 投稿者: メディアコンテンツコース

コンテンツコースの加納です。
3月13日~16日にかけてアメリカのワシントンD.C. で開催された Academy of Osseointegration Annual Meeting 2019 (AO2019) に参加してきましたので、報告いたします。Academy of Osseointegration は、口腔インプラントに関する歯科系最大規模の学会です。私の研究の主たる目的は、産業用CTで金属を撮影した際に発生するメタルアーチファクト(金属ノイズ)の低減ですが、医療用CTで体内に金属を含む患者を撮影した際にも同様の問題が発生します。特に、歯科領域においてはインプラント治療などで口腔内に金属を含む患者が多く、そのような患者の断層像を歯科用CTで正確な取得するのは困難です。そこで今回、歯科用CBCT (Cone-beam CT) に対して適用可能なメタルアーチファクト低減の手順を確立させ、"Method for Reducing Metal Artifact in Dental CBCT" (歯科用CBCTにおけるメタルアーチファクト低減手法) の題目で研究成果の報告をしました。発表は、歯科医師である共同研究者の竹林晃氏が行いました。
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今回の研究は、特定の歯科用CTのみを対象としていましたが、会場からは製品化までに要する期間や、後付け実装可能なCT装置についての質問がなされ、歯科領域におけるアーチファクト低減の関心の高さや、需要の高さを肌に感じる結果となりました。また、今回の研究成果が高く評価され、Best Clinical Innovations Presentation Award を受賞するに至りました。
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最後に、AO2019 のディナーレセプションが少し面白かったので、紹介します。レセプションは、スミソニアン博物館群の一つ、国立自然史博物館 (National Museum of Natural History) のフロアを貸し切って行われました。この博物館は、映画「ナイトミュージアム2」の舞台としても有名です。
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通常は閉館時間ということもあり、さすがにすべてのエリアは開放されていませんでしたが、それでも見て回るだけで一日は潰せそうな広さのレセプション会場でした。展示物を見ながらの食事・懇談は、とても楽しく、貴重な時間となりました。
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コンテンツコース: 加納 徹

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