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ゲームの学会?!

2019年3月 7日 (木) 投稿者: メディアコンテンツコース

伊藤彰教です。
この時期は、卒業研究などの成果を学会で発表することが多いのですが、世の中には「ゲーム」を取り扱う学会があることをご存知でしょうか。わたしも先週・今週と立て続けにゲーム関係の学会に参加しますので、ご紹介したいと思います。
 
<情報処理学会:エンタテインメント・コンピューティング研究会>
情報処理学会は、ディジタル分野での幅広い研究を行う学会です。非常に大きな組織であるため、研究の対象によって内部に「研究会」というサブグループがたくさんあります。その中で、エンタテインメント分野の情報処理に関する研究を行うグループ「エンタテインメント・コンピューティング」(通称「SIGEC」)という研究会があります。
去る2/22・23に、兵庫の関西学院大学にて研究会があり、メディア学部4年生1名、大学院修士1年1名が発表を行いました。

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(関西学院大学:三田キャンパス)
このような落ち着いた場所で、ゲームの研究会が開催されているんですね!
なお、私たちメディア学部が行なっている研究のうち、今回は「効果音」と「声」に関係する「エンタテインメントとサウンド」に関する研究が中心でした。音楽ではなく「効果音」と「エンタテインメントの中の声」は他大学ではあまり盛んに研究されておらず、多くの方から強く興味を持って頂けたようです。
なお、研究会では堅苦しい研究発表の他に、産業界などでご活躍されている方にゲスト講演をいただく機会もあり、Webの記事やtwitterなどでは滅多に伺えないようなお話も伺うことができます。今回はバンダイナムコスタジオのサウンド部部長として有名な中西晢一さんに、ゲームサウンド制作の裏側について貴重なお話をいただきました。

Guestlecture

<日本デジタルゲーム学会>
その名の通り、デジタルゲームに関係するあらゆる分野の研究を行う学会です。3/3・4にて、今年度の年次研究発表大会が岡山理科大学で開催されます。情報処理学会が主に理工系の学会であるのに対し、デジタルゲーム学会はまさに「文・理・芸」の全てをカバーする学会です。メディア学部からは…
  • ゲームCGの工学的な研究
  • ゲームデザインの研究
  • VRやホラーゲームの生体情報的研究
  • ゲーム音楽の研究
などなど、メディア学部が研究・教育する広い分野から参加する予定です。
今年の年次大会のページをご覧になった方はお気づきになったかと思いますが、基調講演も旬の話題を取り扱います。

「日本刀とゲームと博物館」と題した講演では、現在人気を集めている「歴史物」「刀剣もの」を、博物館の豊富な資料から支えていらっしゃる方に、昨今のブープについてお話いただきます。

高校生のみなさん、いかがでしょうか。ゲームは大学の研究として、立派な分野のひとつになっています。

「ゲームばっかりやってて…。真面目に勉強しなさい!」

と怒られた経験もあるかと思いますが「ゲームが勉強」になるのがメディア学部です。

「そんな不真面目そうななところ、本当に大丈夫なの?」と心配されたら「学会だってあるんだよ!こんなところで研究してみたい!」と説得してみてはいかがでしょうか?

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