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灼熱のタイ滞在記 (3日目)

2019年3月25日 (月) 投稿者: メディア技術コース

タイのキングモンクート大学のメディア学科から招待を受けて訪問しています。今日で到着から3日目です。

ホテルが大学内にあると書きましたが、ホテルの下の部分は普通の大学の研究室などらしく、夜遅くまで奇声が上がっていてなかなかの状況でした。なにやらスポーツフェスティバルのようなものがあるらしいとか。朝は大学のバスを利用してメディア学部のあるキャンパスまで移動しました。隣の学生が肩にもたれかかってきたまま30分ほどで到着いたしました。距離としては20Km弱くらい離れているようです(Google地図調べ)。大学では滞在中に使用する部屋を一つ用意していただきました。朝着くと用務員の女性の方がコーヒーと水を持ってきてくれます。昨日もそうだったので、こちらの大学の先生はいいサービスを受けているなあと思って聞いてみたら、単に私が短期滞在のゲストだからだそうです。勘違いを広めてしまうところでした。

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朝は、なんの授業だか分からないクラス(学生に何のクラス?と聞いたら「分からない」と答えてました。ちなみに英語が通じなかったわけではありません)に参加して、東京工科大の大学院の紹介をいたしました。こちらのメディア学科にはまだ大学院が無いようで、大学院のプログラムに進みたいときには外部に行くことになるため外国の大学も候補になるようでした。

その後、学科の責任者の先生(学科長のようでそうでないような、こちらのシステムがよく分かりません)にお会いしたところ、日本から来た高校生が短期プログラムで滞在しているとの話を聞きました。話している最中に、誰かに呼びにいかせていたらしく小さい女子生徒が入ってきてびっくりしてしまいました。聞けば、高校一年生とのことで、学校の友人他2名と来ているらしいのですが、彼らは別キャンパスで、彼女は一人でこちらでプロジェクトにあたっていて見るからに非常に心細そうでした(自分でも心細いと言っていました)。英語もそんなに得意ではないと言っているのに、とりあえず来てしまっているその行動力に感嘆いたしました。そろそろ帰りたいなあなんて思い始めていたところだったので(まだ早いか)、非常に勇気とやる気?をいただけました。25日間の予定だそうでしたが、うまくこなせると相当の自信になりそうですね。

昼は大学の学生食堂で麺を食べましたが、また汗みどろになるのが嫌だったので辛くしないようにお願いいたしました。結局、暖かいものを暑いところで食べるのでいずれにせよ汗は溢れてきます。この後、今後の講義の一つのことについてこちらの先生と事前ミーティングです。話しているうちに他の講義用に用意していた内容がいいということになって、混ぜ合わせて作り直すことになりましたがまあなんとかします。

相談が終わってそうこうしている間に、ウェウカムパーティーということでまだお腹が空かないうちに山盛りの食事をふるまっていただきました。店の主人の女性の方が日本語でやたらと話しかけてきます。トムヤムクンを始めとして非常においしいタイ料理でしたがとても食べきれない量だと思っていると、やはり食べきれずにテイクアウト用につつんでもらっておりました。歓迎の意味もあるのだと思いますが、いつも一緒に食事をするとすごい量を注文するのに驚かされます。ところでこちらの先生方と会話をしていると、あ~ちゃん、あ~ちゃんとやたらと呼びかけられてパフュームになったかのような気にさせられます。あーちゃんはAjと書いて「先生」という呼びかけだということです。あ~ちゃん◯◯と、◯◯に名前を入れて呼びかけられるのが丁寧な呼びかけの感じです。

ということで今日はここまでで帰ってくると、ホテルのあるビルの一階で、何やらタイの高校生と思しき制服を来た200人?余りの集団が床で座禅を組んでいるところに遭遇いたしました。ホテルのビルに出入りするエントランス部分を占めているのでなかなかの威圧感です。明日は午前と午後に講義をする予定になっています。朝8時半に迎えに来てくれるとのことでありがたいのですが、逃げられないという気にもさせられるかな

あちゃん太田


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