八王子市との共催で子供プログラミング講座を実施
2019年4月 2日 (火) 投稿者: メディア技術コース
皆さん、こんにちは
メディア学部の寺澤です。
私は東京工科大学と八王子市との共催による、子供向けプログラミング講座の企画と運営を行っています。講座は2種類あり、一つはMESHというブロック型のデバイスを使ってiPadでプログラムを作るものです。もう一つはUnityというソフトウェアを使ってPCでプログラムを作っていく講座です。どちらも夏休み中の1日を使って実施しています。2018年は8月4日と5日に実施したのですが、ブログ記事にできていなかったので、半年遅れですが書くことにしました。
MESH講座は本学演習講師の岡崎先生に講師をお願いして、8月4日に八王子市南大沢の市の施設を利用して実施しました。小学校4年生から6年生を対象に12名の定員の講座を午前と午後に2回実施しました。子供たちはMESHとiPadの使い方を教わった後、100円均一のショップで買ってきた紙コップやおもちゃなど様々な素材とMESHブロックを組み合わせて、自分なりの楽しい仕掛けを作りました。2人の参加者に対して一人の大学生のアシスタントを配置して子供たちのアイディアが実現するようにチームとなってサポートします。2時間半の講座の間、誰もトイレにもいかずに熱中するほどで、最後にはチームで発表会を行いました。
Unityの講座は同じく本学演習講師の藤森先生を講師にお迎えして、本学八王子キャンパスの演習室のPC設備を利用して開講しました。小学校5年生から中学生までの15名が3時間の講座に取り組みました。Unityはゲーム制作によく用いられているソフトウェアです。Unityの使い方を少しずつ教わりながら、ボールが転がるゲームの制作をしました。こちらの講座には保護者の方も同席していただきました。大学生のアシスタントが会場を巡回しながらサポートしました。使用したUnityは無料版のソフトウェアでしたので、自宅でも遊んだり、ゲーム作りを続けられるように、出来上がったプログラムを各自がUSBメモリにコピーして持ち帰ることができるようにしました。
どちらの講座も、テキストがあってそれに沿って皆同じものを作っていくのではなく、基本的な道具の使い方だけ習った後に自由な発想で、各自が作りたいものを作ってもらいました。それを尊重しながら動くものが出来上がるようにサポートするのはなかなか大変なのですが、大学生のスタッフたちも頑張ってくれました。これらの講座は始めて数年になりますが、2019年の夏にも実施する予定です。
なお、2018年は10月の大学祭の時にも、本学、本学併設校の日本工学院八王子専門学校、八王子市と株式会社ORSO様との共催によりドローンプログラミング体験も実施しました。ORSO様のこちらの記事をご覧ください。
(メディア学部 寺澤卓也)
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