灼熱のタイ滞在記 (6日目、特別編)
2019年4月 1日 (月) 投稿者: メディア技術コース
タイのキングモンクート大学のメディア学科から招待を受けて訪問しています。今日は6日目です。といっても今回はキングモンクート大学ではありません。今日は土曜日なので大学での仕事は無いのですが、ちょうどこちらを訪問している時期にACMという学会のHCI(ヒューマンコンピューターインターフェース)を研究しているグループのタイの支部での集まり(シンポジウム)があり、ちょうどいいやつがいたということでプレゼンテーションをすることにさせていただくことになりました。朝、KMUTTの先生がホテルまで私を拉致しに迎えに来てくれて、チュラロンコン大学という別の大学に向かいます。今回はここが会場になっているのです。
タイの支部でこのシンポジウムを行う栄えある第一回目だということで、ちょうどその時期にバンコクいたからということであってもスピーカーとして招待いただいたことは非常に名誉なことです。これまでの研究の紹介と、それらの経験から考えたHCIに関する考察などをもっともらしく話をしてまいりました。タイの方はタイ語の発表だったのですが、なんだかやたらと「ナハッ、ナハッ」と言っているように聞こえます。と言っても続けてナハナハ言っているのではなく、「なんとかなんとかナハッ」、「それからなんとかナハッ」という感じです。これはどうしたことかと思って慌ててウェブで調べてみると、どうやら「~ます」とか「~です」というような丁寧さを表す語尾だとのことのようですが、あまりに頻繁なので日本人の耳には大分ひっかかります。でも向こうの人から聞くと我々はやたらと「death, death」と言っているように聞こえるのかもしれません。
終わった後に参加者皆で記念撮影をいたしました。また、発表の後には何かもらってしまいました。ありがとうございます。
その後、3時過ぎころにホテルに帰ってまいりました。これにて今日の仕事は一応終わりです。ちょっとローカルバスに乗ってでかけてみました。行きは冷房付きのバスで14バーツ(50円くらい)、帰りは冷房無しで6.5バーツ(23円くらい)でした。40分くらい乗っていたと思いますのでタクシーに乗るよりも相当に安いです。帰りのバスは冷房が無い上に激混みで、汗が滝のように流れ落ちるのですが身動きがとれずに拭くに拭けません。すごく大変でしたが、これがリアルな体験で異国にいった醍醐味とも言えるでしょう。それでもなんとか帰って来られました。こちらではバス路線を確認できるアプリがあり、今それぞれのバスがどこにいるかをリアルタイムで示してくれます。従って、停留所で待っていて、後どれくらいで来るかが一目瞭然ですし、降りるところも全くアナウンスなどは無いものの全く問題なく目的地で降りることができました。こちらは東京のように電車の路線が沢山あるわけではなくバスがその代わりなのかと思いますが、それでこのようなアプリがあるのでしょう。日本も電車のアプリは沢山ありますからね。
ということで、晩ごはんはカニと卵を炒めたカレー?をローカルの屋台で食べました(50バーツ、175円くらい?)。おいしかったですよ。明日はこちらに来てから初めての休みです。初日の疲れがとれないまま連日の行事だったのでようやくの休みは嬉しいです。まあ来週の授業の準備をしなければなりませんが…
太田
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