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縄文土器の3Dオープンデータ

2019年6月 6日 (木) 投稿者: メディアコンテンツコース

鶴田です。

オープンデータとは、著作権や特許などに関わらずに利用できるように公開されたデータです*1。政府が収集した人口とか経済活動のデータ、研究機関や博物館などが公開している科学的なデータが含まれます。

以前の記事では大英博物館が公開している彫刻などの3Dデータ(https://sketchfab.com/britishmuseum)を紹介しましたが、今日は縄文土器の紹介です。

新潟県長岡市が公開しているのは火焔土器(火焔型土器)の3Dスキャンデータ(http://jomon-supporters.jp/open-source/)です。形が燃え上がる炎に似ていたことからこのような名前になったそうです。有機的ですがパターンがあるような気もするし、面白いですね。

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ダウンロードしてレンダリングしてみました↑

こうしたデータを活用すると新しい研究のアイデアができたり、作品や商品を通して文化財への関心を集めることができるかもしれません。メッシュがとても細かいので(頂点数は2,516,568個でした!)ゲームなどに利用するにはデータを加工する必要がありそうです。

*1 当然ですが、利用した作品などを公開する場合は出典を明記しましょう

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