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曲線折りを使ったパッケージデザイン

2019年6月28日 (金) 投稿者: メディアコンテンツコース

鶴田です。

先日、知人から頂いたお菓子のパッケージに「曲線折り」を見つけました。
曲線折りとは、紙を曲線で曲げるように折ることです。曲線で折られた紙は曲面になりますので、「鶴」とか「かぶと」とかの一般的な折り紙で曲線折りを見かけることはありません。

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上の写真では、箱の天面と側面が接続する部分に曲線の折り目がついています。普通の箱では直線が一本あるはずですね。曲線で折られた面の両サイドは曲面になります。ですから、きっちりと箱が閉じれなくなり側面との間に隙間ができてしまいます。

隙間ができてしまっては箱として機能してないのでは?と思うかもしれません。しかし、次の点を考慮した上でデザインを重視して曲線を折りを採用したのだと推測できます。(以下、私の考えです)

  1. 中身のクッキーが個包装なので、外箱の密閉性は低くて良い。
  2. この箱は比較的薄い紙であり、普通に(直線折り)で組み立てても多少隙間ができる。

曲線の曲がりが大きい(曲率が高い)と面も大きく曲がってしまいますが、これぐらいのカーブであれば、箱が閉じれる程度の変形に収まっているようです。折り方を変えるだけでいろいろな形が現れて面白いですね。

クッキーおいしかったです。

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