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タイのホテルで見たタオルで制作された「かわいい象」の作り方 【おもしろメディア学】

2019年8月 5日 (月) 投稿者: メディアコンテンツコース

先月、タイに出張してきました。その時に滞在したホテルに写真のような象がベットにありました。大歓迎されていますね。
とっても素敵ですので、崩さないようにしたいところですが、コンピュータグラフィックスやモデリングの研究をしていますので、どうやって作っているのか、とても興味がわきました。

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そこで、決心をして壊していくことにしました。

(1)ライトをきちんと当てて、形が分かるようにしました。

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(2)頭の部分を触ってみたら、すぐに取れることが分かりました。

Dsc_0049

(3)頭と顔を正面から見てみます。

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(4)耳の部分を展開していきます。

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(5)続けて展開していきます。この辺りはむつかしい感じです。
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(6)右の耳も同様に展開します。少し拡大しており方が分かるようにしました。3段階程度で撮影してみました。
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(7)耳の形がなくなって、タオルの形が見えてきました。facetowelの形が見えてきますね。

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(8)さて次は胴体と足です。

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(9)まげてある部分を伸ばしてみます。これを見ると、胴体と足は作ることはやさしい感じです。

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(10) 丸めてある部分を広げていきます。右を開いた状態になります。
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(11)左も同様に広げていきます。上下に折り返しがあることが分かります。


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(12)この折り返しを上の部分だけ広げた状態にしました。下の折り返しも広げるとバスタオルの半分になります。

Dsc_0067

写真はここまでですが、この足と胴体はbath towelの大きさでした。

さて、この逆順で2枚のタオルを折っていくと、最初に示したかわいい象ができるといいですね。
このような平面を折って形を作るような研究分野は、実は情報処理技術と工学の分野でも重要な分野です。
生活の中で見えているものがどう作られているかに目を向けてみてください。

大学院メディアサイエンス専攻 近藤邦雄

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