オープンキャンパス 8月4日 (研究棟C編)
2019年8月11日 (日) 投稿者: メディア技術コース
8月4日、日曜日に、本年度3回目となるオープンキャンパスを開催いたしました。この日もすこぶる暑く、外に数分居るだけで汗が流れ落ちてくるような天気の中、大勢の高校生と父兄の方が来校されました。
研究棟Cの会場は、メインの会場である片柳研究所からはキャンパス内の坂を登りつめた先にあるので、こんな暑い日に移動するのがちょっと大変ですが、この日は下と上の会場を繋ぐバスが15分おきに運行していて、それを利用して来ていただくこともできるようにしていました。こちらでは工学部とメディア学部の研究室展示が行われており、メディア学部は3階から5階が展示場所です。ちなみに、「研究棟」は教員の部屋や卒業研究室がある建物です。他に、「講義棟」、「実験棟」、「図書館棟」などがあります。
片柳研究所から研究棟Cへと向かう登り道、と研究棟Cの建物
メディア学部の展示を案内する掲示、学生、ポスター
今回メディア学部から、研究棟Cでの展示を行った研究室は3Fに2つ、4Fに6つ、5Fで3つと、計11研究室がこれまでの成果について、デモやポスターを展示しながら学生が説明をいたしました。なかには、ヘッドマウントディスプレイでVR体験できるものや、匂いで味付けが変わって感じられるかき氷の研究など、研究成果を体験できるものも用意されています。研究室の前の廊下には、展示内容を示すポスターの他に、これまでの研究課題のポスターも並んでいて、研究活動の場としての大学を感じることができます。ある研究室では、過去の卒業論文が机の上一面に並べられていました。最近では高校でも、特定のテーマについてプロジェクト形式で研究のようなことをする授業もあるようですが、見学の高校生たちが大学で学ぶことのイメージをどのように持つことができたか気になりますね。シャイな学生が多いこともあるのか、各研究室へ来てもらうための呼びかけなどはたどたどしさが見受けられますが、それぞれの研究説明は自信を持ってしています。それができるようになることが、研究として一つのテーマを追求した成果でもありますね。説明を聞いて凄く関心してくれる高校生の様子もあり、お互いにいい刺激になるとオープンキャンパスが非常に有用な場になると思います。
研究室展示、VR作品の体験(右)
廊下に並ぶポスター群、机上に並ぶ過去の卒業論文
4Fのエレベータ前の踊り場には、机を5つ並べて、教員と在校生による個別相談を受け付けるコーナーを設けました。なんでも相談していただいて結構なのですが、以外?と相談に来る方は少ない印象でした。今年3回目のオープンキャンパスということもあり、既に相談してしまったということもあるかもしれませんが、下の画像のように、万全の体制でお待ちしておりますので、お気軽に利用して欲しいと思います。
教員個別説明コーナーで待機するT先生
オープンキャンパスはその大学がどんなところか知るために来ていただいており、研究成果や講義内容など一生懸命説明を工夫しておりますが、一方で、普段の大学の様子ではないことも事実です。オープンキャンパスのための特別な展示をお見せしているので、日常の学生生活がどのようなものかは想像しなければならないですね。また、今回のオープンキャンパスで全部の研究室をいっぺんに紹介しているわけではないので、今日見たものがすべてではありません。それでも大学の一端は垣間見えることと思いますので、内容を聞いて興味を持っていただける高校生が増えるといいなと願っています。
太田高志
「イベント」カテゴリの記事
- あにめたまご2019「文化庁若手アニメータ等人材育成事業」(2019.03.12)
- 卒業研究最終発表「コンテンツプロデューシング/ゲームイノベーション」プロジェクト(2019.02.20)
- サウンド×ヒューマン研究室・2018年度卒業研究発表会(2019.02.11)
- Global Game Jam 2019 最終発表(2019.01.29)
- Global Game Jam 2019 β版発表(2019.01.27)