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紅華祭[10月13日(日)・14日(月・祝)]で音楽系研究室の研究発表を行います!

2019年9月29日 (日) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部の伊藤です。

10月13日(日)・14日(月・祝)に八王子キャンパス紅華祭が開催されます。

私の研究室「ミュージック・アナリシス&クリエイション」[研究棟C419]は毎年、紅華祭に研究発表で参加していますが、今年も研究室を解放して、4年生14名、大学院生2名の研究紹介ポスター発表を行います。
今回発表を行う16名の研究テーマは以下の通りです。


【4年生】
・「乃木坂46の楽曲の分析 ~発売時期に見る作曲・編曲の特徴~」
・「麻枝准「My Soul, Your Beats!」の旋律分析」
・「ガンダムSEEDシリーズにおけるストーリーと音楽の構造分析 〜ライトモチーフに着目して~」
・「beatmaniaⅡDX収録曲の特徴とゲーム性に関する研究」
・「日本におけるジャズの受容と変容の研究 ~第二次世界大戦による影響を中心として~」
・「シティ・ポップの分析 ~70年代/80年代と現代を比較して~」
・「近藤浩治のゲーム音楽における楽曲制作手法に関する研究 〜スーパーマリオシリーズのステージ比較を通して〜」
・「ホラーゲームの非戦闘シーンにおける音響演出に関する研究 ~廊下マップにみる「隠した表現」~」
・「日本における恋愛を題材にしたポピュラー音楽の分析 〜1970年代と2010年以降〜」
・「キングダムハーツシリーズにおけるBGMの音楽的特徴 ~プレイヤーの感情を誘導する場面に着目して~」
・「カーペンターズの楽曲の分析 ~トップ・オブ・ザ・ワールドを中心に~」
・「音楽における反復要素に関する研究 ~Black Eyed Pilseungの楽曲を中心として~」
・「Data Musicalizationによる楽曲制作 ~数値化された「人の属性」を素材として~」
・「メロディーとコード進行で見る二次元アイドル ~アイドルマスターミリオンライブ!とアイドルマスターSideMを中心に~」

【大学院生】
・「コンピュータを用いたモーダルジャズ音楽の生成 〜ジャムセッションにおけるインタープレイに着目して〜」
・「POVショット型オーディオドラマの演出手法に関する知的基盤構築の試み」

ご覧の通り、ポピュラー音楽やゲーム音楽・サウンドの分析、音楽の歴史に関する研究、数理的操作やプログラミングによる楽曲制作・生成、ストーリーを伴うコンテンツの音響演出に関する研究・・・など、本研究室で扱うテーマは多岐にわたります。当日は、それぞれの研究の研究目的や研究方法について丁寧に説明いたします。
また、研究紹介ポスターのほか、研究室での「和声」や「ソルフェージュ」のレッスンに使われているグランドピアノ(メディア学部設立時から20年間使用されている東京工科大学唯一の生ピアノです)も展示します。
これは一般的なグランドピアノに消音システムを取り付けたもので、消音システムに切り替えるとハンマーが弦に当たらず、ピアノ本体から音が出なくなります。鍵盤の動きをセンサーが感知し、そのデータが消音システムの音源部に送られることで、ヘッドフォンを通して演奏を聴くことができます。学生たちがレッスン時間外にピアノを練習したり作曲したりするときは、周囲の研究室の迷惑にならないよう消音にしています。このピアノもぜひ触れていただきたいと思います。
下の写真は、今年7月のオープンキャンパスで研究発表を行ったときの様子です。(※左端にグランドピアノが少し写っています)

20190714oc_mac

他の研究室でも研究発表や制作物の展示が行われているほか、学園祭ならではの模擬店やライブコンサートなど楽しいイベントが盛りだくさんです。10月13日(日)・14日(月・祝)は、ぜひ紅華祭にお越しください!

(伊藤謙一郎)

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