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Tokyo Game Showに合わせた教育イベント

2019年9月28日 (土) 投稿者: メディアコンテンツコース

「Tokyo Game Show」は毎年幕張メッセで開催される世界でも最大規模のコンピュータエンタテイメント産業に関する総合展示会です。

大手企業の販売するきらびやかな最新ゲームタイトルの展示はもちろんですが、ゲームを開発するツールや機材、ゲームエンジン、ミドルウェアなども展示されます。そして東京工科大学メディア学部などに代表されるゲーム教育に携わる大学、各種コンピュータプログラミング、ゲームアート・サウンド制作系の教育機関や企業も、それぞれの学校、教育現場で制作した学生の作品を展示するブースを出展しています。
近年、学校や教育機関の集まるエリアは、年ごとに拡大を続け、展示される作品群は従来のゲームジャンルの枠にとらわれない斬新なアイデアのものが多く、プロのゲーム関係者も多く訪れるとても活気のある場所となっています。

 

Tokyo Game Showはそのような業界の注目度の高いゲーム制作を指導している全国の教育関係者が一堂に集まる機会でもあります。ゲーム制作エンジンを制作しているUnity社は、日頃から授業にUnityを使っていただいていることから、その機会に何か教育者のコミュニティに貢献できることはないか?と考えて、TokyoGameShowにあわせて「Unity道場幕張スペシャル-education編」と題した、ゲーム教育に携わる先生たちのための勉強会を毎年開催しています。

自分は毎年その催しで、ゲーム教育の教材と、Unityを用いた本学でのゲーム授業の資料と実践の様子を、全国のゲーム教育機関の教員の皆様に向けてプレゼンテーションさせて頂いています。内容は自分がUnityで作成した授業教材を使い、ゲームデザイン授業の方法や、学生が陥りやすい気を付けるべき点などの実体験の報告です。。授業で使われた資料はその場で公開されていて、自由にダウンロードできるようになっています。全国の多くの教育現場で自分の作成した授業カリキュラムを実際に利用していただき、そのフィードバックを得られるのも大きな喜びの一つとなっています。寄せられたプロの皆様からのご意見を次の教材開発に反映させ再び授業の実践に生かし、次のプレゼンテーションで成果をお返しするという、ゲーム教育コミュニティに還元するサイクルを続けていきたいと思います。また、Unityに興味のあるけど授業は取っていない、という学生のみなさんにも、その教材のたのしさを感じてもらえればと思いますので、一度、手に取ってみていただきたいと思います。

 

メディア学部 安原広和

 

 

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