IEVC2019:国際会議が開催されるまで
2019年9月 5日 (木) 投稿者: メディアコンテンツコース
すでに何名かの先生が報告されていますが、2019年8月21日~24日にインドネシアバリ島で開催された国際会議The 6th IIEEJ International Conference on Image Electronics and Visual Computing (IEVC2019) に参加してきました。
本会議は、画像電子学会主催の国際会議で、ほぼ隔年に1回の割合で開催されています。
本学部からは、学部長の柿本先生がExecutive Advisor として、私、竹島がTechnical Program Committee Chairとして運営に参加しました。
国際会議自体には、教員10名、大学院生4名が参加しています。
個々の発表については、それぞれの先生方からご報告があると思うので、バリ島で国際会議を開催するまでのお話をしたいと思います。
まず、国際会議を開催するための候補地、期間を決定します。そのときの1つの重要なポイントは、発表者が投稿したい、参加したいと思える場所であるかどうかです。例えば、授業期間中に国際会議を開催しても、多くの先生方は大学の講義などで参加することができない可能性があります。また、治安が悪い場所や、旅費が高い地域などは、学生に発表させることを躊躇する場合もあります。と、考えたとき、今回の8月末のバリ島開催は絶妙なタイミングと場所だったと思います。
場所の候補が決まった段階で、下見に行きます。今回の会議に先駆け、昨年4月にバリ島に下見に行きました。会場とするホテルを何件か下見をし、周囲の環境や空港からのアクセス、会場の大きさ、宿泊費などなどから、今回は、Bintang Bali Resortという老舗のホテルで開催することにしました。
と、ここまで聞くと、下見に行ったり楽しそう~という感じがしますが、これからが怒涛のごとく忙しくなります。
投稿を募集するためのHPやシステムの作成、投稿が始まったらその査読の割振、結果の送信、プログラム・予稿集の作成など、枚挙に暇がありません。日ごろ、〆切ギリギリに活動している私ですが、提出してもらう側になると、きちんと〆切とフォーマットは厳守してほしい!と心の底から思います。ちなみに、学会の運営は多くの場合、ボランティアで成り立っています。なので、通常の大学の業務+学会の仕事をしなくてはいけなくなるので、かなり忙しいです。これから論文を執筆される学生さん、是非、〆切とフォーマットは厳守してください!(笑)
今回のIEVC2019は、例年の1.5倍の方に参加していただき、また、様々な分野から画像に関する発表をしていただけました。ありがとうございます。1年半におよぶ準備期間が報われた気がします。
これから、学会に参加される学生さんもたくさんいるかと思いますが、裏でいろいろな人がその準備に携わっていること、たくさんの興味深い発表をしてもらえることを望んでいることを覚えておいて、是非、よい発表をしてください!
(文責:竹島)
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