第19回ビジュアル情報処理研究合宿(2019.9.21-23)の運営に卒研生が活躍
2019年10月15日 (火) 投稿者: メディアコンテンツコース
第19回ビジュアル情報処理研究合宿が9月21日から23日に行われました。
この合宿の運営は学生が行うことが伝統です。毎年入れ替わる学生たちが次の年の委員を決めて、運営しているのです。今年は、私の研究室の卒研生2名が代表者と広報代表となりました。
2名は研究合宿をまとめていくとともに、研究発表を次のような題目で行っています。
[1]逸見萌香アニメーションキャラクターの表情分析に基づく表情制作支援
[2]森久保 愛,機械学習によるアイドルキャラクターの私服デザイン制作支援システムの開発
研究発表をすることもたいへんな経験ですが、このような大きな合宿を取りまとめることはもっと大変なことです。無事終了したことで、二人はとても貴重な経験をしたことと思います。二人の感想を次に紹介します。
逸見萌香
私はVIP2019の運営委員で代表を務めました。代表としての仕事は難しく、失敗することもあり、同じ運営委員の方や先生にたくさん支えていただきました。様々な困難はありましたが、協力をして合宿の運営を行ったことは、社会人生活でも活かすことができるとても貴重な経験になりました。
また、合宿でのポスターセッションでは、参加された様々な大学の学生さんや先生、社会人の方々の前で研究内容の発表を行いました。専門分野の違う方からご意見をいただくことができ、学内ではわからなかった別の視点から研究を見直すことができました。
今回のVIP2019への参加は、運営を行うことや研究発表で多くの経験ができました。自分を見つめ直し、さらに成長していくための良い機会となりました。そのため、興味を持たれている学生さんには是非参加していただきたいです。
森久保愛
昨年は参加者として参加した合宿でしたが、今年は、運営として合宿を支えました。研究をしながら運営の仕事を両立させることは正直大変でした。ミーティングや納期など企業で働く新入社員のような気分でした。半年間かけて大きなプロジェクトを仲間たちと進めて行くという経験が自分の自身にも繋がりました。
合宿の研究発表では他大学の学生や教職員、企業の方々に意見を頂き、自分の研究をより深く考える機会になりました。また、人間としても大きく成長できた合宿でした。
学内という狭い世界ではなく学外に出ることで自分の立ち位置を再認識できるので、ぜひ多くの学生に参加して欲しいと思いました。
大学院メディアサイエンス専攻 近藤邦雄
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