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先端技術の結集・健康アプリ①

2019年10月27日 (日) 投稿者: メディア技術コース

こんにちは、健康メディアデザイン研究室の千種です。

 

最近のスマートフォン関連の進化は劇的ですね。スマートフォンアプリもそうです。

みなさんはどのようなアプリを使用していますか?カメラ、LINE、twitter、Instagram、Facebook、などなどたくさん候補がありそうです。今回は私の研究室である健康メディアデザイン研究室らしいテーマとして「健康アプリ」を紹介したいと思います。まず第1回目は、スマートフォンカメラを使用して、旭化成が開発した人体の脈拍を測定するアプリ 'Pace Sync' (http://pacesync.com)を紹介(下図)します。

Pacesync

通常、脈拍は手首に指をあてて1分間当たり何回の脈動があるか数えます。その機能をスマートフォンのカメラとプログラムで実現しているのがこのPace Syncです。具体的には、カメラの動画像を解析して、顔面上での血流の微小な変化を検出して、1分間当たりの変化を計数するものです。相手に触ることなしに脈拍を計測できることも驚きですが、顔の映像を使用して脈拍を測定することも驚きですね。

実際に下図のようにPace Syncのアプリを起動して、顔の映像(本当は自分の顔の映像を使います)を枠内に収めてからスタートボタンを押します。

Photo_20191024154101

すると下図のように計測結果が60[bpm](beats per minutes)として得られます。別の脈拍計と比較しても正確です。この結果を用いて、脈拍が通常より早い時は『リラックスしましょう』という機能が実装されていてリラクゼーション効果も得られるようになっています。便利ですね。そう思いませんか?

Photo_20191024154102

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