出会ってほしい映画はコレだ! 連載#6
2019年10月12日 (土) 投稿者: メディア社会コース
こんにちは、メディア学部社会コース着任2年目の森川です。
これまでオススメした映画は以下からどうぞ。
この連載も残すところあと2回。
第1回から、サスペンス→コメディ→青春映画→アニメ→音楽映画ときて、そろそろ私の大好きなジャンルの映画を取り上げたいと思います。
何を隠そうそれは……ホラーです。
人一倍怖がりなくせにホラー映画が大好きなんですよね。
ゲームはあまりやらないのですが、やるとしたらホラーです。
なぜかは自分でもよくわかりません。
そして今回ご紹介するのは、1996年のアメリカ映画『スクリーム』です。
私は『エルム街の悪夢』シリーズのファンで、『13日の金曜日』シリーズのジェイソンや『チャイルド・プレイ』シリーズのチャッキーなんかと比べても『エルム街~』のフレディが大好き。
そんな『エルム街~』シリーズのウェス・クレイヴン監督が、『エルム街~』の次に生み出した大ヒットシリーズ、それが『スクリーム』シリーズです。
でも1996年に第一作目が公開された時点では、シリーズ化の予定はありませんでした。
どちらかと言うと低予算のニッチな作品として、ワインスタイン・カンパニーの子会社ディメンションフィルムズで公開されています。
しかし蓋を開けてみると世界中で大ヒット。
日本でもアスミック・エースが配給して大きな成功をおさめました。
その結果、シリーズ化されることとなったのです。
カリフォルニアの田舎町ウッズボローで、高校生のカップルが惨殺される事件が発生。
高校生たちは面白がって話題にしますが、事件は連続殺人へと発展し、高校生が次々と殺されていきます。
死神のマスクをつけ、黒いマントに身を包んだ殺人鬼。
一体犯人は誰なのでしょうか。
やがて犯人の魔の手は主人公シドニーにも迫ります。
とにかく犯人が最後までわからない!
結末には誰もが驚愕するはずです。
また、監督のクレイヴン自身がフレディのコスプレをして出演するなど、ホラーファンにはたまらないオマージュやうんちくが随所にちりばめられている点も魅力でした。
主人公のシドニーを演じたのは、この作品で一躍人気女優の仲間入りをしたカナダ出身のネーヴ・キャンベル。
しかし、本シリーズ以外の作品ではあまり評価されず、シリーズの終焉と共に表舞台から姿を消した感があります。
やはりホラーコメディの『ゾンビランド』で注目を集めたエマ・ストーンは、その後『ラ・ラ・ランド』でアカデミー主演女優賞を受賞するまでに成長しますが、ネーヴは大成しなかったですね…。
何が駄目だったのでしょうね。
何はともあれ、超自然的な殺人鬼やゾンビなどが登場しない分、とてもリアルな恐怖が楽しめると思います。1作目が気に入ったら、2作目、3作目も是非見てみてくださいね。
※ 画像はイメージです。
【DATA】
『スクリーム』
原題:Scream
公開年:1996年
製作国:アメリカ
配給(日本):アスミック・エース
上映時間:111分
明日は最終回!
(メディア学部 森川 美幸)
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