内側をみる(専門演習・コンピュータビジュアリゼーション)
2019年10月16日 (水) 投稿者: メディアコンテンツコース
こんにちは。
今日は、専門演習・コンピュータビジュアリゼーションで出した課題を紹介します。
まず、コンピュータビジュアリゼーションは、様々なデータをコンピュータ内で画像にして、視覚的な解析を実現する技術です。
今回、専門演習の課題として、カエルの3次元データを可視化してもらいました。
3次元データの中には、骨や肉、外側ではそれぞれ異なる値を持つ数値が収められています。
左のカラーバーは、どの数値を何色で表しているかを示しています。
数値と色の対応は、どちらも同じですが、見え方が違いますね?
左側はカエル全体の形が、右側は内部の骨格が見えるような画像になっています。
これは、それぞれの数値に与える不透明度が異なるため、見え方が違っているのです。
可視化では、どのように数値や不透明度を与えるかで得られる画像が全く異なってきます。
すなわち、画像から得られる情報量が変わってくることになります。
今回の演習では、手動で色や不透明度を決めてもらいましたが、データの特徴量から半自動的に適切な値を決定する方法も研究されています。
少し数値を変えただけで、見えなかったものが見えるようになる・・・。おもしろいですね。
(文責:竹島)
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