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出会ってほしい映画はコレだ! 連載#4

2019年10月10日 (木) 投稿者: メディア社会コース

こんにちは、メディア学部社会コース着任2年目の森川です。
これまでオススメした映画は以下からどうぞ。
昨日、日本映画を紹介しましたので、今回は日本映画は日本映画でも、日本のアニメ映画を取り上げたいと思います。
小学生の頃はテレビも映画もアニメばかり見ていました。
その頃に見た1本で、途轍もない衝撃を受けたのが『幻魔大戦』という作品です。
平井和正原作の同名小説を原作とし、当時大人気だった角川映画が作ったアニメーション作品第一作。
簡単に言うと超能力もののSFなのですが、子供心にすごく怖かったんですよね。
「幻魔」と呼ばれる敵が、人間に乗り移ったりするのですが、乗り移られた人間の形相や行動に現れる狂気がものすごくショッキングだった憶があります。
幻魔たちが人間のネガティブな部分に付け込んで取り込んだり、主人公が自分の殻に閉じこもってしまうなど、言わば“大人向け”な要素がたっぷり詰まった作品でした。
今では『エヴァンゲリヲン』を筆頭に、悩む主人公は定番化しつつありますが、当時としては珍しかったんですよね(元祖“悩む主人公”と言えば、ガンダムのアムロ・レイですが)。
ちなみに『幻魔大戦』は『AKIRA』や『スチームボーイ』で世界的な人気を博した大友克洋氏が初めてキャラクターデザインを手がけたアニメ作品なのだそうです。
皆さんにとってはひょっとするとカップヌードルのアニメCMの方が馴染みがあるかも知れません。
主人公である東丈(あずま・じょう)を演じるのは、何と『機動戦士ガンダム』でアムロ・レイを演じた古谷徹さん。角川女優の原田知世さんや、あの美輪明宏さんも声優として参加していました。
脚本には三人の脚本家が関わっていますが、そのうちのひとりは昨日紹介した大林宣彦監督の『ふたり』を手掛けた桂千穂氏。
さらに、イギリスのキーボード奏者キース・エマーソンの音楽と、ローズマリー・バトラーが歌う主題歌『光の天使(CHILDREN OF THE LIGHT)』がとても印象的で、子供心に痺れました。
そして、アニメ制作を手掛けたマッドハウスの丸山プロデューサーとは、その後大人になってから仕事でお目にかかる機会があり、何度か打ち合わせさせていただきました。
『幻魔大戦』はなかなかDVD化されず、廃版状態が続いていましたが、今はDVDで見ることが可能です。
でも今見ると…やはりいろいろ突っ込みたい部分はあるのですが、さて、皆さんはどう思うでしょうか。
Morikawa2019_4
※ 画像はイメージです。
【DATA】
『幻魔大戦』
公開年:1983年
製作国:日本
配給:東宝東和
上映時間:135分
それではまた明日!
(メディア学部 森川 美幸)

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