皆さん,ノートってどうされてます?〈その2: バレエ編〉
2019年11月12日 (火) 投稿者: メディア技術コース
皆さん,ノートってどうされてます?〈その1: 水泳編〉の第2段です.
文責:榎本
本日はバレエのノートについてです.
実は最初,前回お話した水泳のノートの後ろの方にある,ノート部分に書き始めてしまったんですよね.罫線だけの部分が充実していて20ページぐらいあったんです.それで水泳日誌用に常に手元にあるもんなので,ついでにここにバレーで習った,ちょっとメモしておかないと忘れてしまいそうなことやフランス語の名称で教わって,その綴りや意味などを書き始めました.
たとえば,以下なんか結構混乱しますね.
ジャンプの種類です.ちょっと習ったぐらいじゃ,足がこんがります.
これを「バレエには4つのジャンプがありますよ」という具合にまとめるわけです.
一番,単純なのが
・soubresou(スーブルソー,「馬や羊の跳躍」) 5番ポジションで真上に飛び,そのまま降りる
次が
・changement(シャンジュマン,「変える」) 5番ポジションで真上に飛び,前足後ろ足を入れ替えて着地.ここまでは簡単です.
ちょっと難しいのが,
・(entrechat) quatre (アントルシャ・カトル,「4つの編み」) 5番ポジションで真上に飛び,前足後ろ足を入れ替えて空中でそれらの両足を打ち合わせ,そのまま着地する.
一番難しいのが
・entrechat (アントルシャ,「編み」) 5番ポジションで真上に飛び,前足後ろ足を入れ替えて空中でそれらの両足を打ち合わせ,もう一度前足後ろ足を入れ替えて(飛ぶ前と同じに戻り)着地する.
私は,子供の頃(幼稚園・小学生)習っていたので,4つともできるんですが,名前と何をするのかの組み合わせを覚え直さないと混乱です.
レッスンではフランス語で指示がだされます.「スブルソー3つに次がシャンジュマン3つです」のような.それは何!となりますよね.
さて,水泳ノートに併せて書いていたのですが,それだとどうも飾り気が無さすぎて気がのらないんですよね.バレエ用品を扱っているWeb shop(バレエ用品専門店ミニヨン)
https://www.mignon-ballet.com/i/lessonnote-01
で可愛いノートを見つけました.その名も「バレエ レッスンノート」です.

中を開くと,自由に日付がいれられるようになっていて,その時のGood point と Weak Point欄があります.
まあ,私は,この欄をがっつり無視して使っていますが.そんな毎回Good pointとかWeak Point無いんですよね.それよりかは,その日のレッスンで習ったけど分かりにくかったので,自分でwebで調べてまとめたことを書いてます.
こちら8つのアラベスクタイプと,フロアーでそのポーズを取る順番と位置です.バレエでは,舞台正面を向いた状態を①番として,右斜めへ身体を向けた状態が②番,右真横が③番,右斜め後ろが④番,真後ろが⑤番,左斜め後ろが⑥番,左真横が⑦番,左斜めが⑧番とされます.①③⑤⑦番という向きを取ることは今までありませんでした.基本的には斜め前方へ向いた状態からその向きへ進んでいきます.たとえば,aのアラベスクポーズは,②番向きに行い,ついでbのアラベスクポーズ,cのアラベスクポーズ,dのアラベスクポーズを順にしながら,右斜め前方②番へと進んでいきます.ここまでくると,だいたい端っこですので,真後ろにすすすともどって,今度は左斜め前方⑧番の方向へ,e,f,g,hアラベスクポーズをしながら進む,といった具合です.
この向きの①〜⑧番とは別に,両足の置き位置にも数字+番が使われます.
(iStockさんより画像お借りしました.)
ダウンロード - e8b6b3e381aee3839be3829ae382b7e38299e382b7e383a7e383b3.html
腕の形も番号がありますよ.(Balletholicさんより画像をお借りしました.)
1番(En avant, 前に)[図中②],3番(En bar, 下に)[図中①],4番(En haut, 上に)[図中③].
2番(a la seconde, 直訳すると「2番に」だがバレエでは2番が「手足を横方向へ広げた形」なので「横へ」).
ただし,腕の番号は流派によって異なります.
(詳しくは,https://www.chacott-jp.com/news/useful/glossary/detail002670.html)
この他「allonge」(長くする)というのもあります.矢印右側の手型.En hautからAllongeへ向けかえるのが一般的です.手を身体からできるだけ遠くへ伸ばすポジションです.
「足は2番の位置を通って5番,手はアンバ(En bar)からアラスゴン(a la seconde)へ,向きは⑧番から①番を通って②番,あら②番が多かったわね,うふふ」というのはある日の先生の発話です.うちの先生は,腕の形は番号より名称で言われます.
覚えていないとたいへんですね.
そんなこんなで,水泳ノートと合わせると4冊を持ち歩くことになりますよ.
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