年末年始は、なぜ、この時期なのか(2)
2019年12月31日 (火) 投稿者: メディア社会コース
大晦日なので、少しだけですが、昨日の続きです。
太陽の周りを地球が回る軌道の上の、今日の位置を2019年の終わり、明日の位置を2020年の始まりとするわけですが、どうやって、ここだと決めたのでしょうか。
先週の日曜日12月22日が今年の冬至でした。冬至は昼の時間が一番短いですから、ここをその年の最後にするつもりだったのではと考えたくなります。
そして、昼の時間の長さは、時計があれば、わかります。暦を作った時代、そのころの時計の精度があまりよくなかったから1週間以上ずれて、今日を年末、大晦日としたのでしょうか。
実は、そう単純ではないようなのです。
冬は活動がしにくかったでしょう。そして、もともと冬至は、その冬の1日にすぎなかったので特別な意味はなく、社会的に重要ではなかったからです。
疑問は続くまま、年を越します。
明日もお目にかかりますが、よいお年を。
(メディア学部教員 小林克正)
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