セブ島日誌6
2019年12月28日 (土) 投稿者: メディア技術コース
2019.10.26 12:00
ダイビングスクールの人に車でホテルまで送ってもらいます.ところが,まだホテルへの距離の1/5も帰っていないあたりで,車の流れがピタッと止まる大渋滞です.白い花で飾られた車の回りを白い服を来た集団が歩いています.おそらくお葬式の行列です.この団体が道幅一杯歩いているので,追い越せません.反対車線も渋滞しているので,こちらの車線はこの集団の後をのろのろと着いていくしかないようです.15:00に間に合うのは無理かもしれません.せめて共著者の発表が15:40~なのでそれには間に合いたいと思うものの...
ようやくこの人達をやり過ごし,それでもどこも渋滞でホテルにたどり着いたのが12:30頃でした.ランチを近所のコンビニのレンジで温めるメニューの「てりやきチキン」で済ませ,ホテルでタクシーを呼んでもらいます.このホテルには入り口に「できるお兄さん」が居て,私が望むことが話す前に叶えられます.このお兄さんの役割はなんでしょうね.ドアマン的な?ドアを開けてくれて,部屋へ案内してくれて,タクシーを呼んでくれて,食事の時間を教えてくれて,的な,フロント業務を一手に彼が担っています.
タクシー(正規の格安タクシー)は予想したより早く来てくれました.会場名をメモした紙を見せて,向かってもらいます.14:00.何とかなるかもしれません!会場までは混んでも1時間だったと聞いています.
会場がある大学につき,入り口の警備員さんに会場になっている建物への行き方を聞き,向かってもらいます.ところが,ここか?という辺りに着いたのですが昨日とは違う道を来たので,よくわかりません.人気もありません.とりあえずタクシーを降り,辺りを探します.すると,この会議の参加証を下げた人が歩いていました.会場の場所を聞きます.坂をぐるっと上がったところのようです.
たどり着くと,参加書を下げた人たちがたくさんいます.どうもポスター会場でポスター発表が終わって休憩タイムのようです.辺りにいた人に会場の位置を聞きます.聞いた相手が会議の役員だったようで,現地の学生に会場へ案内するよう頼んでくれます.どうやら少し離れた建物のようです.
インスタ映えスポット発見!
いや,そんな悠長なことをしとる場合か!と言いたくなるところですが,うちの大学は後でこういった会場の写真(参加した証拠写真)がないと予算がおりないんですよ.
写真を撮ってくれた人が「ところでpresentationするのか?」と聞くので,「そうです」と答えると,「急がないと!」となり,これまた学生さんにpresentation会場まで案内を頼んでくれました.時間は14:40頃です.何とか間に合いそうです.
ところが,会場に入ってみると,間に合いたいと思っていた知り合いの発表がすでに始まっており,スライドは「conclusion」のタイトルです.「え?」と思いましたが,とりあえずConclusionから聞きます.彼女の発表が終わり,いったん休憩になります.
会場にいた先生たちに聞くと,彼女の前の発表者が居なかった(発表取りやめ)ので,繰り上げ発表になったそうです.本来は,「彼女の前の発表者→休憩→彼女の発表」だったのが,「彼女の発表→休憩→次の発表者」となったそうです.そんなことされたら40分ぐらい繰り上がります.皆が言うには,今回は全体がこんな感じだそうです.発表や質疑が短ければ早く終わり,ながければどんどん延びるそうです.この発表を聞きたいと思ったら,その時間ぴったりに行っても聞けないという話です.日本の学会だと,いやアメリカとかでもそうですけど,フロアーからの質疑が少なければ司会者が「では私から」と質問をひねり出し,フロアーからたくさんの手が挙がった場合は,「お時間ですので,後ほど個人的にお願いします」と切り上げられます.考えてみれば,これって「窮屈」ですよね.
そういえば昨日,屋根の真ん中から大きな木が生えている家がありました.皆で見て笑っていると,ジョシエ(現地人)が,「あれがフィリピーナなんだよ.普通はあの位置に木があったら伐るよね.でもフィリピン人の場合は`No problem! We can make it’で済ましちゃうんだよ」と言っていました.「おおらか」なんです.
「窮屈 Versus おおらか」いい対義語ができました(*^ ^*)
彼女の発表が早々に終わると,休憩です.なぜ休憩を繰り上げてくれなかったのか!お水と揚げバナナをいただきました.こういった国際会議では,休憩のたびに飲み物とお菓子がでるんですよね.それも楽しみの一つです.きっと,何を出すか会議してますよ.
フィリピンと言えば?
バナナっすね.
バナナ,生で出すのも能がないな.
あそこの揚げバナナ美味いっす!
ああ,あれな,でもあれ揚げたてじゃないと.
休憩直前に(学生に)買いに行かせましょう.
それで行きましょう!
的な.
直前に買いに行かせてるもんだから,休憩を繰り上げるわけにはいかない的な.
着いて早々,バナナを頬張る私(^ ^;)
何を話してたかすっかり忘れちゃいましたが,きっと「スキューバダイビングの話」をしてますよ.耳抜きのコツをつかむまでがたいへんだったとかなんとか.
その後,別の知り合いである人の発表を挟んで,共著者である石本さん(国立情報学研究所,東京工科大学演習講師)の発表を無事聞くことができました.
よく考えると,インスタ写真は発表が終わってからで良かったですね.
改めて,共著者3人で♡
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