« 図と説明文の話 | トップページ | 二番目も大事です »

ショーウィンドウ

2020年2月19日 (水) 投稿者: メディアコンテンツコース



ショーウィンドウというものは「ショー」というくらいだから、お店の品物を展示して見せるためのもの。でもこの絵のように「これでもか」と品物を詰めて並べたウィンドウには時々驚かされます。

古い石造りの建物にむりやり開けたようなドアとウィンドウ。しかたなく、こんな詰め込みになってしまうのでしょう。ヨーロッパの古い街角で、よく見かけるスタイルですが、日本で見たらこれは質屋さんかな。

このお店はいわゆる金物屋。時計やら工具やら小物がいっぱい並んでいるだけなのですが、遠くから見るとなんだか博物館のようです。前を通るたびに、ついつい惹かれて近寄って見るのですが、結局一度も中には入りませんでした。

でも、外から見ただけでこのお店の「気持ち」がわかったような気もします。

人間にもこんなウィンドウがあったらいいかもしれない。通りすがりの人から「いい心がけですね」とか「すごいもの持ってますね」とか覗いてもらえます。


コンテンツ・コース 佐々木が担当しました。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

[ 追記 ]
この文章を書いた後で、この記事を読んでいただいた大先輩から、以下のコメントをいただきました。まったくそのとおりでした。SNSを使う時には、ショーウィンドウに品物を並べるように、心を込めて丁寧にやらなければならないですね。

「人間にとっては、フェイス・ブックなどがショーウィンドウなのかもしれませんね」


(挿絵は、ポーランドの小都市チェシンの裏通り)




 

コンテンツ」カテゴリの記事

社会」カテゴリの記事

雑感」カテゴリの記事

高校生向け」カテゴリの記事

« 図と説明文の話 | トップページ | 二番目も大事です »