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ADADA Internationalで、こっそりゲームをしている人を発見する方法の発表

2020年2月 3日 (月) 投稿者: メディア技術コース

メディア学部の大淵です。

1月19日の記事に続いて、ADADA Internationalでの発表の紹介です。2件目は、私自身が"Playing Games or Writing Papers? User Activity Detection from Typing Sound"というタイトルで発表を行いました。

Obuchi

この研究は、もともとは前の記事でも紹介した「先端メディア学」という科目で、履修生の正田ゆきのさんが担当していたものです。その後、彼女は研究テーマを変えてしまったのですが、なかなか面白いテーマだと思ったので、私が引き継いで追加の実験などをして、今回の発表に至りました。

研究の内容は、キーボードを叩いている音を聞いて、その人がゲームをしているのか、それとも文章をタイプしているのかを推定しようというものです。発表のときは、「研究室の学生がゲームばっかりしていて困っていても、このシステムがあれば簡単に見つけられます」なんてことを言ったのですが、決して自分の研究室で使いたくてこんな研究をしたわけではありませんよ。

私自身、学会で発表するのは久しぶりだったのですが、普段の授業とは違った緊張感があって、なかなか楽しかったです。今は学期末でなかなか時間が取れませんが、春休みには自分の研究もがんばって、また学会発表してみたいと思っています。

 

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