2019年度経済経営調査研究・卒研生学会発表6:社会情報学会関東支部研究発表会
2020年3月 7日 (土) 投稿者: メディア社会コース
学会報告の第5回目は、2019年度社会情報学会関東支部会研究発表会です。2月16日、茨城大学で開催されました。昨日投稿しましたように学事日程は全て終了しており、ゼミ生全員卒業要件は満たしたのですが、なお、2名の学生が当学会報告に臨みました。当日は、ポスター発表で参加し、2019年度当研究室の最後を飾ってくれました。
K君「紙媒体のマンガと電子書籍の現状と今後の課題」
H君「サバイバルゲーム業界の現状と今後の展望」
https://sites.google.com/view/2019-ssi-kanto-program/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0
国内の主な学会報告形態には、口頭発表とポスター発表があります。前者は、まず、研究内容全般を所定時間の中で報告し、その後座長、討論者、そして会場参加者からの質疑応答を通じて議論を深めていく形式です。研究報告として最も標準的な形式で、業績評価としても一段格の高いものです。しかし、一人ずつ時間が割り当てられていることから、議論が盛り上がっている途中で時間切れという嫌いがあります。
一方、ポスター発表は、若手研究者の参加を中心として組織され、業績評価としてよりも研究教育指導という効用、効果が大きいと実感しています。実際、今回も、各人のショートスピーチの後、1時間という十分な時間の中で、複数の参加者と立ち入った議論を展開できました。したがって、理想を言えば、当ゼミ生にも、4年生の夏学期にポスター発表で優れた研究者から指導を受けることで研究の方向性と主要な論点を絞り、秋冬学期にその解答を試み、仕上げとして口頭発表に臨んでもらいたいのです。
(メディア学部 榊俊吾)
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