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手影絵を創作するシステムで学生奨励賞を受賞

2020年3月14日 (土) 投稿者: メディアコンテンツコース

 メディア学部4年の白崎悠斗くんが、情報処理学会での下記の発表で学生奨励賞を受賞しました。
 
 白崎悠斗, 戀津 魁, 柿本正憲, シルエット画像に基づく手影絵用の手姿勢生成, 情報処理学会第82回全国大会, 学生セッション, 7ZF-01, 2020年3月7日
 
 情報処理学会の第82回全国大会は3月5日~7日に開催されました。石川県の金沢工業大学が会場の予定でしたが、新型コロナウィルス感染防止のため、急きょ、前代未聞のオンライン会議での開催となりました。
 
 白崎くんの研究では、任意の物体の画像に対して、手影絵でその物体を表現するための手の形を3D CGモデルで提示してくれるシステムを考案し、プログラムとして実装して実験しました。
 
 卒業研究の一テーマとして、アイディアからプログラム作成まで自前で作り上げたものです。しっかりとした手法を考えるために、まずは単純な条件として片手だけで物体の形に似せることを試みました。粗削りではありますが、いろいろな物体の影絵を手で表現するシステムができました。
 
Shirazaki2020ipsj

 この発表のセッションでは8件の学生発表があり、セッション終了時に座長が2件の学生奨励賞を選考しその場で授賞となりました。
 
 今後、後輩の卒研生に引き継いで、両手で本格的な手影絵を簡単に考案できるようなシステムにしていきたいです。
 
メディア学部 柿本正憲

 

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