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隠岐での学会発表 (2)

2020年3月22日 (日) 投稿者: メディア技術コース

渡辺です。みなさんこんにちは。

以前の記事で隠岐にて学会発表を行ったことを掲載しましたが、今回は隠岐の土地や観光について述べたいと思います。

私も実際に訪れるまで、「隠岐」は「島根県の北にある離島」という程度の認識だったのですが、実際は「隠岐諸島」と呼ばれる大きく4島によって構成されている諸島のことを指します。4島のうち、抜きんでて大きな北東部にある島を「島後」、その他の3島を「島前」と地元の人達は呼んでいます。今回我々が訪ねたのは島後でした。

公共交通機関はほぼ存在していないため、レンタカーを借りて島内を移動していたのですが、正直来訪するまでは小さな島を想像しており、車なら十分程度で島内のどこにでも移動できるように考えていました。しかし実際の隠岐はもっと巨大で、島後だけでも八王子市と町田市を合わせたくらいの面積があります。それくらいの広さになると、車を使っても結構な時間がかかります。なんと島内にはダムもあるのです。観光しながら周回するとなると、1日ではほぼ不可能です。島後だけでもこの様子なので、島前の3島も全部まわろうと思ったら一週間くらいはかかるのではないでしょうか。

隠岐の海岸は岸壁となっている箇所が多く、大変見応えがあります。また、海辺にはまったく生臭さがなかったことも印象的でした。

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以下は那久岬(なぐみさき)という所にある灯台とその周辺の写真です。この周辺の雰囲気は、まるで某RPGのフィールドを彷彿とさせます。

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先にも述べましたが、隠岐は離島でありながらそれなりに山林もあり、もっとも標高が高い箇所は600メートルにもなります。以下は「壇鏡(だんぎょう)の滝」の写真です。この滝は日本の滝百選ならにび日本名水百選に選ばれているところで、写真ではわかりづらいのですが大変雄大な景色でした。

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以下は「油井(ゆい)の池」という池の写真です。湿地性の植物や希少な昆虫類などの生態系がそのまま保存されています。池周辺の木道が大変良い味を出しています。

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以下は、玉若酢命神社の八百杉というご神木の写真です。島根県で最大の杉の木だそうで、樹齢はなんと二千年(!)を超えると言われています。

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今回は島後にしか行けなかったのですが、是非島前の方もいつか行ってみたいですね。

(メディア学部准教授 渡辺大地)

 

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