【授業紹介】デジタルキャラクターメイキング
2020年4月22日 (水) 投稿者: メディアコンテンツコース
みなさん、こんにちは。メディア学部助教の兼松です。
コロナウィルスの影響で今年度は授業開始が遅れ、新入生のみなさんはいろいろ不安なことも多いかと思います。
こんな状況ですから、いざ授業がはじまると、新入生のみなさんにとっては新しいことずくめで一気に忙しくなるかもしれません。
大学ではどんな授業を受けるのか、自分で選んでいくことになりますので、今のうちから考えておくと良いかもしれません。
ということで、今回は私が担当している授業の1つ、「プロジェクト演習デジタルキャラクターメイキング」を紹介します。
この演習は、簡単に言えばアニメやゲームなどに登場するキャラクターの作り方を学ぶ演習です。
と、聞くと「キャラクターの絵の描き方を教えてもらえる」と感じる方も多いかとおもいますが、そうではありません。
キャラクターにとって外見はもちろん重要な要素です。ただし、ただかっこいい・かわいい絵を描いただけではイラストにすぎません。アニメやゲームのキャラクターは、作品にこめられたテーマやストーリーを視聴者・ユーザーに伝える役割を担っています。したがって、外見以上に内面もしっかり作りこんでいかなければなりません。
みなさんが本当に好きなキャラクターを想像してみてください。人となりや、そのキャラクターの背景にある歴史、ふとしたときの表情や行動など、きっとイラスト的な外見以外のところにも好きな要素が多いはずです。これは人が人を好きになるのとあまり変わらないと私は思っています。キャラクターメイキングは、極端にいえば実際にはいない人物の人生を考えなければならないので大変です。
そこでこの授業では、既存キャラクターがどのような設定で成り立っているのかを分析する「アナリシス」パートと、分析した結果を用いてオリジナルのキャラクターを作る「メイキング」パートで構成しています。
みなさんの参加をお待ちしています。
(文責:兼松祥央)
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