« キャンパスに集うということ | トップページ | 遠隔授業モデル(演習編)の紹介 »

新入生向け「2020MSキックオフイベント」の舞台裏

2020年5月25日 (月) 投稿者: メディア社会コース

5月18日(月)16:30から、Google Meetで新入生を対象とした「2020MSキックオフイベント」が開催された。参加者は250名の上限に達し、入れなかった学生はストリームによる視聴をすることになった。ミーティングルームに参加出来なかった学生には、本当に申し訳ないことをしたと思っている。なぜなら、ミーティングルームだとチャットがあるので、教員に直接質問を投げかけることが出来て、リアルでイベントをやるよりもコミュニケーションをとりやすいからだ。また、あまりにチャットが盛り上がり、途中でブラウザが固まってしまい、再ログインした人もいたようだ。

新入生の皆さん、盛り上がりすぎて本当に申し訳なかった。

ちなみに、このイベントに参加しなくてもキャンパスライフには何の問題もないことはお断りしておく。企画の段階から、そういう位置付けのイベントだった。大事な情報はオンデマンドの新入生ガイダンスに全て掲載されている。これを踏まえてこの記事を読んで欲しい。

さて、参加したメディア学部の新入生は、何が起こったかよく分かっているだろう。司会は伊藤彰教(イトウ アキノリ)先生で、昨年はキャンパスで開催された新入生交流会でも司会をした。これを聞けば分かるだろうが、安定した進行をしてくれる事は間違いない。学部長や教務委員長など、「長」が付くポジションの先生方を次から次へとテンポ良く紹介していくという流れだ。私はその相方に選ばれた。テレビ番組で言えば女子アナの立ち位置なのだろうが、私は男性だ。新入生を迎える最初のリアルタイムイベントでおじさん2人が司会をしているのを想像したら・・・・・、これはまずい。エンタメ業界出身者としては、何かやらなければという使命感が湧いてきた。これは、誰からもお願いされていないことは言っておく。

その結果、がこれだ。

20200520-163542

ご存知の方も多いだろうが「Snap Camera」というアプリケーションだ。少しでもメディア学部っぽいエフェクトを選択したつもりだ。チャットを見た限り、なかなか盛り上がっていた。すると、タイムラインに「口からビームは出ますか」と、なかなか挑戦的なコメントがあった。その結果が、これだ。

20200520-163624

口からビームは出せなかった。しかし、さっきよりはビームが強くなったので、盛り上がってくれた。キックオフイベントはこの辺りで終了し、そのままプロジェクト演習の説明会へと進行した。私もそのままアシスタントをさせて頂いたが、質問がたくさん出てきて追いつかないほどだった。

説明会も全て終了し、新入生はどんどん退出していく。盛り上がっただけに、名残惜しい。ここでまた、自らのサービス精神を止めることが出来なかった。私は反射的に、こんな感じに化けた。

20200520-163657

あと、こんな感じにも。

20200520-163740

最後に、これも。犬が動き回るので、なかなかカワイイ。

20200520-163833

今回のイベントは、何よりも自分が楽しかった。新入生のみんなも同じように感じてくれたなら嬉しい。これは、オンデマンドでは味わえない。やはり、リアルタイムに共有することで可能になるのだろう。

そして、オンラインでの自分とは何か。アプリにより自分の能力以上のことが発揮できたのは間違いない。私にはビームは出せない。でも、それが可能になるのがオンラインだ。振り返ってみて、今回重要だったのは出発地点の「何かやらなければという使命感」だったのではないかと思う。もちろん、失敗もあるだろう。でも、挑戦すれば、いつか良い結果が得られるだろう。その積み重ねにより、過去の自分には出来なかったことが、出来るようになっているのかもしれない。

オンラインで、今までにはない自分が見つけられるのかもしれない。

 


メディア学部 吉岡 英樹

Img_6054

略歴:バークリー音楽院ミュージックシンセシス科卒業後、(有)ウーロン舎に入社しMr.ChildrenやMy Little Loverなどのレコーディングスタッフや小林武史プロデューサーのマネージャーをつとめる。退社後CM音楽の作曲家やモバイルコンテンツのサウンドクリエイターなどを経て現職。1年次科目「音楽産業入門」を担当。現在のコンテンツビジネスイノベーション研究室は2020年度にて終了し、聴覚障害支援メディア研究室として新たなスタートを切る。


 

 

イベント」カテゴリの記事

« キャンパスに集うということ | トップページ | 遠隔授業モデル(演習編)の紹介 »