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オンデマンド授業動画でカメラ目線を実現する画期的な方法

2020年5月30日 (土) 投稿者: メディア社会コース

遠隔授業になり、毎日のようにユーチューバーになったつもりで動画を制作している。

毎回の授業で最初の10分くらいは、せめて顔出しして話そうと決めている。身振り手振りを使ったり、表情で伝えたり、少しでもどんな先生がどんな気持ちで話しているのかを伝えたいからだ。学生からしたら余計なお世話かもしれないが、自分が納得いくように授業を進めたい。出来る限りのことをしたい。ただ、それだけだ。「先生は顔を出さなくてもいいんですよ」なんて言っている方もいるが、ちょっとくらい出しても良いではないか。

しかし、いざ撮影をしてみると、左下の小窓に写った自分が気になってしまい、ついそちらを見てしまう。

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これでは印象がよろしくない。でも、自分がどのように映っているのか気になってしまう。

目線が下を向いていると、緊張しているとか、自分に自信がないのではと思われてしまう。

そこでなるべく上の方を見ようと努力するが、こんどはスライドの内容を読んでしまい、ついつい画面中央辺りを見てしまう。

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これもダメだ。見ている人に向かって話をしなければ伝わらない。

目線が落ち着かないと、恥ずかしいのではないかとか、本当のことを言ってないのではないかと疑われてしまう。

どうしたらカメラ目線で話が出来るのか、毎日の撮影で悩んでいた。

カメラの方を見る努力をするのだが、目線がキョロキョロして落ち着かない。

まず、そもそもカメラの位置が良くわからない。

この、小さな丸か。ターゲットが視覚的に明確でないと、視線が固定されないのは仕方ないのではなかろうか。

なんか黒くて、分かりにくい。

調べてみると、どうやら3次元空間において眼球運動を行って、得られた信号を脳の前頭眼野後部領域で受け取ることが影響していそうだが、これを調べ始めると時間がかかりすぎてしまう。

そうだ、ようは見るべきターゲットがもっと明確になっていれば良いのか。

これでどうだ。

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これが、カメラ目線を実現した瞬間だ!

では、いよいよこの画期的な方法を紹介しよう。

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これなら笑顔にもなれる。

作り方は、ご想像にお任せする。

 

 


メディア学部 吉岡 英樹

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略歴:バークリー音楽院ミュージックシンセシス科卒業後、(有)ウーロン舎に入社しMr.ChildrenやMy Little Loverなどのレコーディングスタッフや小林武史プロデューサーのマネージャーをつとめる。退社後CM音楽の作曲家やモバイルコンテンツのサウンドクリエイターなどを経て現職。1年次科目「音楽産業入門」を担当。現在のコンテンツビジネスイノベーション研究室は2020年度にて終了し、聴覚障害支援メディア研究室として新たなスタートを切る。


 

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