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遠隔授業準備と段ボール箱

2020年6月 5日 (金) 投稿者: メディアコンテンツコース

ほとんどの大学で遠隔授業が実施されています。遠隔授業には長所短所があり、集中して覚えたり理解したりする内容の場合は、気が散ることなく学べるという点で遠隔授業も効果が高そうです。

遠隔授業の実施にあたりで、さてどうしようか、と困った授業があります。演習系です。私が授業担当のプロダクトデザイン演習はプロダクトの具現物としてのありようを考察することを目的としています。ということで、フリーハンドでのスケッチや、材料を使って具現物としての成立度をスタディすることが必須となります。

遠隔なので各自で道具を準備してもらうしかないかとも思いましたが、もう、動くしかない、履修学生のみなさん全員に、道具と材料をご自宅に送ろう、と決めました。それは授業担当者の義務だと思いますが、現実的なこともあり、定年が近い年齢なので、若い時のような動きが出来ません。特に上下の動きの繰り返しはつらくなりますね。若い時なら半日で終えたであろう段ボール箱への梱包作業が一日半以上かかってしまいました。

作業後、すぐに膝と腰にシップを貼りました。

メディア学部 萩原祐志

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