« TAこうかとんだよ!~モデリング編 | トップページ | オンライン専門演習「ネットワーク構築」の実施 »

メディア学部20周年記念誌の紹介と制作録

2020年8月11日 (火) 投稿者: メディア技術コース

皆さん、こんにちは。メディア学部の寺澤です。

メディア学部は1999年4月の開設から、2019年で20周年を迎えました。それを記念して柿本正憲学部長の指示の下、2019年秋から「メディア学部20周年記念誌」の制作を開始し、2020年3月に完成・納品されました。佐々木和郎先生と私がプロデューサー・ディレクター役を務めましたので、ここで紹介したいと思います。

20th

記念誌は20年間の年表からスタートします。メディア学部での出来事を中心に、その当時の世の中の状況も簡単に載せてあります。年々、学生の活動や学術的な成果が増えたので、年表にどれを載せるか大変悩ましい事態となりましたが、年表については伊藤謙一郎先生に丹念な作業をしていただきました。特徴的なのは、メディア学部は開設当初からノートPC必携でしたので、大学として推奨する機種を毎年選定していました。その変遷もこの年表に載っています。

続いて、初代学部長の相磯秀夫先生(のちに学長)ほか歴代の学部長、ならびに、開設当初の教員であった佐藤 敬先生をはじめとする数名の先生方から頂いたメッセージ、現役教員による20年を振り返っての座談会を掲載しています。中盤にはメディア学部の研究・教育の特色を紹介しています。中でも、現在、社会で活躍する卒業生に集まっていただいた座談会では、メディア学部での学びが、その後の仕事や考え方にどのように影響があったのか興味深い話を語っていただきました。

そのあとには、産学連携で行ってきた研究・教育の歩み、国際的な活動、特に海外提携大学との間で行われてきた活動を紹介しています。この部分では、メディア学部の国際交流を牽引して活発に活動され、今春退職された近藤邦雄先生にたくさんの資料をいただき、また、三上浩司先生、伊藤彰教先生にもサポートしていただきました。また、産業界との提携講座に関しては、佐々木先生に提携先からのご寄稿や松任谷正隆客員教授へのインタビューを取りまとめていただきました。

最後のパートは20年間のデータをまとめています。メディア学部に在籍された先生のリストのほか、研究業績としての発表論文の抜粋リストも掲載しています。これらの取りまとめには竹島由里子先生と榎本美香先生にご尽力いただきました。また、このほかにも、様々な確認等で学部の多くの先生にご協力をいただきました。さらに、全体の制作をお願いした制作会社のスタッフの皆様には大変丁寧にご対応いただきました。

この作業を通して、私自身、よく知っているはずのメディア学部の様々な出来事、研究と教育の様々な側面とその歩みを改めて認識する良い機会となりました。同時に、学部の歩みをきちんと記録していくことの重要性を改めて認識しました。将来の節目の時期にまた、このような記念誌を発行していけるよう、資料等の整理保存も協力して行っていきたいと思います。

3月の完成後、もっと早い時期でご紹介したかったのですが、オンライン授業の準備・実施等もあり、今頃になってしまいました。メディア学部の1年生には、そのような中でも、メディア学部のことを少しでも詳しく知ってもらうため、全員にこの記念誌を配布しました。また、ご寄稿いただいた先生方にもお送りしたところ、佐藤先生には高く評価していただきました。この記事をお読みになって、メディア学部20周年記念誌にご興味を持たれた方は、本学までお問い合わせください。

(メディア学部 寺澤卓也)

追記:本記念誌の一部は昨年末にWebで公開しています。

お知らせ」カテゴリの記事

卒業生向け」カテゴリの記事

在学生向け」カテゴリの記事

広報」カテゴリの記事

高校生向け」カテゴリの記事

« TAこうかとんだよ!~モデリング編 | トップページ | オンライン専門演習「ネットワーク構築」の実施 »