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IMPを支える専門演習“DTD”とプロジェクト演習“eBookデザイン”

2020年8月 1日 (土) 投稿者: メディア社会コース

多くの卒研プロジェクトは、それを下支えする、あるいは関連する専門演習やプロジェクト演習をもっています。IMPの場合には、それが専門演習「デジタルテキストデザイン(DTD)」であり、プロジェクト演習「eBookデザイン」(IVVI)です。ここでは、これらの演習でどのようなことを行っているかを紹介します。

DTDは、Mac環境で簡易に利用できるiBooks Atuthorというアプリによる電子書籍制作の演習です。書籍に盛り込む内容は、趣味(料理・スポーツ・旅行…)、教科科目(算数・英語・国語…)など何でもよく、またその形式も、雑誌・紀行・教科書・図鑑など自分で決めてよいという、自由度のある演習です。要件としては、あらかじめ用意されている多様なウィジェットを効果的に活用し、インタラクティブ性のある電子書籍に仕上げるということだけです。下図は、この演習で学生が制作した作品の一例(ドラクエ)です。

Draque

一方のeBookデザインは、Adobe社のInDesignを用いた電子教科書制作の演習です。InDesignは、構成的な本を作るのに欠かせないページレイアウト機能が充実しています。その特徴を活かして電子教科書を作るわけですが、機能を駆使するだけでは教科書にはなりません。そこで、この演習ではインストラクショナルデザイン(教授設計)についても学び、それに立脚した本格的な電子教科書を制作します。

(文責: メディア学部 松永)

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