プロジェクト演習「シナリオ・キャラ」最終発表はじまりました
2020年8月 4日 (火) 投稿者: メディアコンテンツコース
みなさん,こんにちは.メディア学部助教の兼松です.
私が担当しているプロジェクト演習「シナリオアナリシス 」と「デジタルキャラクターメイキング」では先週金曜日(シナリオ)と今週月曜日(キャラ)から最終発表会がはじまりました.
例年,これら二つの演習の最終発表では,履修者・聴講者に関係なく,受講生全員が半期を使って作ってきた作品を一人ずつ発表しています.受講生全員が発表するので,2回に分けて実施し,次の授業が最終発表2日目ということになります.
この2つの演習も例に漏れず,今期は遠隔授業です.当初はリアルタイムの講義に参加できない方向けにオンデマンドも準備していたのですが,結果的に受講生全員がリアルタイムに参加し,しかも毎回の欠席者も例年と比べてかなり少ない(というかほぼいない)状況でした.
また,とくにびっくりしたのが最終発表の参加率です.
シナリオ,キャラのプロ演は普段は私や演習講師の先生の雰囲気も含めてかなりゆるい感じでやっています(やってるつもりです).
ただ,やはり最終的に作品を一つ完成させなければならない以上,課題は結構重いです.とくに演習終盤になるにつれて,みなさんの自作品への思いも強くなりますから,必然的に授業時間外でかける時間は相当なものになっていると思います.
なので,残念ではありますが,最後に完成させることができずに発表しにこない学生が例年出てしまっているのも事実です(なお,授業としては未完成でも発表会への参加も課題の提出も認めています).
ですが遠隔授業の今期は,最終発表もほぼ全ての方が発表してくださっています!
しかも今期はどちらの演習も,新規受講者の割合がかなり高いにもかかわらず,各作品のクオリティも例年と遜色ないどころか,けっこう高い!
そもそも受講生数も例年より倍増してますし,これは遠隔授業ということで通学時間を考慮しなくて良い効果なのでしょうか・・・・?
そうですよね.特にシナリオは金曜6限(終わるのが21時前)だから出にくい人もいますよね.でも外部からお呼びしている先生や私の他の授業の兼ね合いでそこしかないんだ・・・・ごめんよ.
ということで,参加者がかなり増えたことで,調整が大変だーーーー!という嬉しい悲鳴をあげながら,学生の皆さんが作り上げた作品を楽しく見させていただいています.
まだ本人たちの許可をとっていませんので今日はここに掲載できませんが,先日のオープンキャンパス教員相談でも「いろんな学生作品を見たい」という声もいただきましたので,今後私の演習の学生作品も,色々な方に見ていただける工夫を考えたいと思っています.
(文責:兼松祥央)
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