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2020年度卒業研究の風景

2020年9月 9日 (水) 投稿者: メディア社会コース

今年度ゼミ生は、10名で、実は当ゼミ開講以来の少人数です。ここ10年ほど、20名前後で実施してきたことを思えば、寂しい気もしますが、ゼミの運営を考えると、筆者自身の学生時代に経験してきた人数よりは多いものの、ゼミとして理想的な人数になったと思います。そして、本年度も、H先生が演習講師として学生諸君の指導を行なってくれていますので、指導効率としては、例年以上の布陣です。今年度のゼミ生の研究テーマは以下の通りです。

電子書籍業界の利用状況と今後についての考察

映画業界の現状と発展

個人の動画配信によるビジネスについての研究

日本国内でのesports業界のオフラインイベントについて

DAPに関する研究

アニメ業界の現状と展望

オリンピックの経済効果について

アニメ業界の現状と課題

遊園地の現状と課題

商社業界の現状と今後

今年度のゼミは、ビデオ会議システムを利用し、リアルタイムで実施しています。毎回3〜4名の報告と全員での討論を行なっています。当初、研究室と同等の議論が遠隔で可能か危惧しました。しかし、ネットの方が発言しやすいという効用もあるようです。従来通り、礼を守りながら、理詰の質疑が予想以上に活発に行われています。人文社会領域における教育の王道であるゼミ形式は、遠隔でも8割以上のパフォーマンスが上げられていると実感しています。

(メディア学部 榊俊吾)

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