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2020年3月に卒業された卒業研究「プロダクトデザイン」のポスター紹介 その3

2020年10月 7日 (水) 投稿者: メディアコンテンツコース

コロナ禍の中、後学期が開始となり、演習・実験・ゼミなどの少人数授業は対面授業が再開されました。いろいろと心配なことはありますが、1年生とはじめて直接お会いでき、私も嬉しかったです。1年生どうしも直接会えることにホットした様子でした。今後、感染状況が悪化しないことを願うばかりです。

さて今日は、腰塚さん、関川さん、田代さんのポスターを紹介します。

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腰塚さんは、両親の共働き世帯の方が圧倒的に多い今、子供が家のカギを持ち歩き、管理する必要があることの課題に着目しました。まずは携行のための保持位置についての可能性について洗い出した後、現行製品を調査し、保護者へのヒアリングを行いました。その結果、いろいろな意味での安全感が求められていることが分かり、むしろよく見えて周囲が見守る意味でも安全感が高い上腕部に装着するホルダーのデザイン提案を行いました。

関川さんは、小物を整理するオーガナイザーはユーザーごとに整理整頓したいものが異なるにもかかわらず、ほとんどの製品のデザインが画一的である問題を指摘しました。そこで、置き場所や大きさなどのアンケート調査を行い、置き場所に応じた使い方ができることが求められていることを確認しました。このことを踏まえ、正方形(立方体)のプリミティブ形状を単位ユニットとしたカスタマイズ可能なオーガナイザーのデザイン提案を行いました。

田代さんは、スマホの使用時間が長くなった今、ホールドし続けることによる指や腕への疲労問題に着目しました。これを改善するための現行製品がいくつかあることは示し、長時間ホールド時の不満についてのユーザーアンケートを行いました。これらを踏まえ、スマホの長時間使用時に、目的に応じたサイズや位置で取り付けることができるスマホのオプションパーツをデザイン提案しました。提案物は簡易模型でも表し、疲労軽減効果を確認しました。

メディア学部 萩原祐志

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