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コロナ禍における就職活動体験記(2) 齋藤駿介さんのケース#1

2020年10月20日 (火) 投稿者: メディア社会コース

こんにちは、メディア学部社会コースの森川です。
今回から3回に渡って森川研所属の4年生、齋藤駿介(さいとうしゅんすけ)君に体験談を語ってもらいます。
まさに今年、就活を終えたばかりの先輩のお話を、是非参考にしてください。
 
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こんにちは、森川研究室2期生の齋藤駿介です。
私たちの世代の就職活動は、新型コロナウイルスの流行により、例年とは違う新スタイルの就職活動となった人が多く、就職活動の変遷期となっているのかもしれません。
そんな中、私は就職活動を3年次の夏休みから始めているため、例年通りの就活と新しいスタイルの就職活動を経験しました。
これを読んでいる人がどちらのスタイルの就職活動を主に行っているのか分かりませんが、助けになればいいなと思います。

内容に移りますが、細かな話をしても読みづらくなってしまうと考え、3つの項目に分けて書いていきたいと思います。

目次
(1) 『インターンに行ったら有利』は時代遅れ
(2) 面接にはPDCAは要らない
(3) あなたはどちらのタイプ?

今回は(1)についてのお話です。
 
『インターンに行ったら有利』は時代遅れ
 
私は「3年次の夏休みから就職活動を始めた」と前ページで記載しましたが、何をしていたかと言うと、自己分析~とかキャリアパスの作成~などの事よりも短期インターンに参加していました。
なぜなのか、それは自己分析+αのことがインターンではできたからなんです。皆さんは『インターン』って聞くと『業務体験』みたいなものと思っている人は案外多いです。
これは間違いです。
よく考えてみてください。
知識も経験も無い、研修もしていない奴に会社の業務やらせますか?普通の会社はやらせません。
やらせてたら人のいないブラック企業かも…汗
じゃあ、何をやるのか。私は数社のインターン(業界も様々)経験しましたが、多くは自己分析と集団で行うディスカッションからのアウトプットの練習などでした。
これは結構嬉しかった。
その場であった人達から就職活動の情報も貰えるのもそうですが、就活の悩みを学生同士、または会社の社員さんと話せる点です。
私もとある企業の社員さんからモチベーションの上げ方とかを教えてもらいました。
こんな感じで、とある企業の人事と話していた時、こんな質問をしました。
 
私「インターンって正直なところどのくらい重要なんですか?」
人事「う~ん。逆に有利になると思ってインターン参加しなかった?」
私「うっ、正直なところめちゃくちゃ思ってました。」
人事「当たり前だよね笑、僕からは詳細は言えないけれど、インターンに参加したから『有利』は少し違うかな。早期選考ってよくあるけど大体はそれが本選考だと思ってた方が良いよ」
 
少し、脚色がありますが、こんな感じのお話を聞かせていただきました。
つまり、早期選考が本選考ってことはインターン参加が本選考の参加条件なので、インターンに参加しないと本選考に参加すらできない訳です。
今の時代、インターンは『参加したら有利』ではなく、『参加しなければ不利』になっている訳です。
だから、私はインターンに参加して自己分析+情報収集+本選考参加券を手に入れていました。
もし今参加するべきか迷っていたら、ちょっと踏み出して参加してみることを私はおすすめします。

 

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明日は(2)の「面接にはPDCAは要らない」です!
お楽しみに!!
 
 
(メディア学部 森川 美幸)

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