後期プロ演「シナリオ・キャラ」スタート
2020年10月10日 (土) 投稿者: メディアコンテンツコース
みなさん,こんにちは.メディア学部助教の兼松です.
後期が始まってから1週間と少し経ちました.
私が担当しているプロジェクト演習「シナリオアナリシス 」と「デジタルキャラクターメイキング」もそれぞれ初回が終わり,それぞれ受講生も固まったところです.
後期はどちらの演習も,前期と比べて座学少なめ,実制作多めの配分で実施します.したがって基本的にはZoomを使ったリアルタイムの授業です.ただ,一部の授業で対面授業が始まり,学生のみなさんがキャンパスに来る機会も徐々に増えてきたということで,私のプロジェクト演習でも対面でも受けれる形を模索しています.
前期の最後に受講生に行ったアンケートでも,後期も全て遠隔で受けたいと答えた方が半数いる一方で,もう半数は「少なくとも1回以上は対面で受けたい」と答えていました.
その中には「遠隔でのアドバイス・指導に不満はないが,対面ならもっと濃いディスカッションができそう」と言う旨の理由を書いてくださる方も多く,私たちとしても初めての遠隔授業の試みがある程度うまく行ったのかなと思う一方で,「作品について熱く語りあう!」をテーマにしている以上,やはり対面でのやり取りも望まれていることを痛感した結果になりました.
そこでこれら二つの演習では,第一回目に教員は教室から授業を行い,それを同時配信する形を試してみました.
学生は遠隔で受講できますが,他の授業などでキャンパスに来ている学生や,直接我々と話したい学生は教室に来ても良いという形ですね.
キャラクターメイキングのほうは実際に教室に来た学生はいませんでしたが,シナリオアナリシス では数名の学生が教室に来てくれました.
まだ第一回目は学生の発表やディスカッションは行っていないので,今後うまくいくかどうかはまだわかりませんが,同時配信も私たちにとって初めての試みですので,受講生の希望を聞きつつ,色々試して行こうかなと思っています.
ちなみに私としては,私の話に対する演習講師の先生のリアクションが直接みれたり,またその逆もあったりして,やはり対面のほうがやりやすい面も多いなと感じました.
なお,後期も遠隔で受けたいと回答した方の中には,やはり授業時間(19:00スタート)や,通学時間を気にしている方が多かったです.授業時間については外部の演習講師の先生をお招きしている都合上,日中に実施するのは非常に難しいですが,遠隔でも遜色なく受けれるように今後も工夫していくつもりです.
(文責:兼松祥央)
「コンテンツ」カテゴリの記事
- あにめたまご2019「文化庁若手アニメータ等人材育成事業」(2019.03.12)
- 学会紹介:ADADA Japan学術大会と情報処理学会EC2019(2019.03.09)
- 大学院授業:プロシージャルアニメーション特論の紹介(2019.03.08)
- ゲームの学会?!(2019.03.07)
- 香港理工大学デザイン学部の紹介(2019.03.04)
「授業紹介」カテゴリの記事
- トップレベルの論文を読み込む「CG技術特論」(大学院授業紹介)(2019.03.13)
- 大学院授業:プロシージャルアニメーション特論の紹介(2019.03.08)
- 専門演習「空間インタラクティブコンテンツ」2018後期(3)(2019.02.22)
- タンジブルインタラクションデザイン最終発表(2019.02.13)
- 専門演習「空間インタラクティブコンテンツ」2018後期(2)(2019.02.12)