【アンバサダープログラム⑦】ファンの声・みんなの声・SNSの発展(メディア学部 藤崎実)
2020年11月15日 (日) 投稿者: メディア社会コース
今まで、近年、注目されている「アンバサダー・プログラム」について、お話しをしてきました。
企業が自社のファンとつながれるようになった背景にはインターネットの発展が挙げられます。
また、以前より、クチコミが重視されるようになったことも重要な背景です。
みなさんが何かと検索して情報を入手するようになったため、企業も自社のファンを大切にして、ファンの方々に情報を提供するようになったのです。
ソーシャルメディアやSNSの発展も重要な背景です。気軽に情報を発信したり、情報を共有できるSNSは、かつてはなかったものです。
このブログをご覧のみなさんは、若い方が多いと思います。
ですので、生まれた時から、すでにインターネットやソーシャルメディア、SNSがあったのではないでしょうか?
例えば、私の授業でこういう質問がありました。
「先生、YouTubeができる前は、過去のCMはどうやって見ていたのですか?」
答えは、「過去のCMを見ることはできなかった」です。
リアルタイムでオンエアするCMは、時間を狙って見ることができます。
でも、過去のCMは、例えば偶然、ビデオに録画されていたり、TVの特集でオンエアされたりしなければ見ることはできませんでした。
みなさんはご存知でしょうか?YouTubeが日本に上陸したのは2006年の12月だということを。
ソーシャルメディアやSNSの発展により、自由に情報が発信できたり、共有できるようになりました。
こうした環境変化により、企業はマスマーケティングに加えて、
自社のファンと一緒に活動を行うアンバサダー・プログラムに注目するようになったのです。
(メディア学部 藤崎実)
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★【今週のバックナンバー】
>【アンバサダープログラム①】企業とファンがパートナーになる時代(メディア学部 藤崎実)
>【アンバサダープログラム②】アンバサダー誕生はディズニーから(メディア学部 藤崎実)
>【アンバサダープログラム③】レゴ・アンバサダープログラムがレゴを救ったお話し(メディア学部 藤崎実)
>【アンバサダープログラム④】企業とファンが直接つながる時代(メディア学部 藤崎実)
>【アンバサダープログラム⑤】ファンの声が説得力を持つ時代(メディア学部 藤崎実)
>【アンバサダープログラム⑥】例えば「バイオハザード アンバサダープログラム」 メディア学部 藤崎実)
>【アンバサダープログラム⑦】ファンの声・みんなの声・SNSの発展(メディア学部 藤崎実)
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