【アンバサダープログラム④】企業とファンが直接つながる時代(メディア学部 藤崎実)
2020年11月12日 (木) 投稿者: メディア社会コース
近年、なぜアンバサダー・プログラムが注目されているのでしょうか?
その理由はいくつかありますが、一番大きな理由として、企業とファンが直接、つながることができるようになったことが挙げられます。
インターネットやSNSの発展により、企業とファンが直接、つながることができるようになりました。当たり前のようですが、通信環境や、各種プラットフォームやメディア、PCや手軽に扱えるデバイスなどの環境が整う以前は、企業と個人が気軽に、日常的につながることができる手段は、郵便や電話位しかなかったのです。
企業とファンがつながるメリットはたくさんあります。まず、ファンにとっては、自分が好きな商品やブランドの情報が簡単に入手できることは、とてもうれしいことです。最新の情報は、ファンにとって早く知りたい情報です。
時々行われるファンミーティングに参加すれば、商品の開発者や、マーケティング担当者のお話を聞くこともできます。そうした特別な体験は、ファンにとって貴重な体験です。
企業にとっては自社の顧客であるファンとつながることで、ファンの声を直接聞くことができます。ファンからの声や、改善の要望などは貴重な意見です。自社のマーケティング活動に活かすことができます。
アンバサダー・プログラムは、企業とファンがWin-Winの関係になることができる取り組みです。ネットやメディア環境の発展により、企業とファンの距離が以前より近くなり、直接つながれる時代になったのです。
みなさんも、自分が好きな映画やゲームのプロデューサーや、制作者のお話しを聞きたいと思うのでなないでしょうか。あるいは映画やゲームの企画や制作に、いちファンとして参加したいと思うのではないでしょうか。
そういうことを可能にするのが、アンバサダープログラムです。企業もファンと一緒に行動したいと思っているのです。
次回も、アンバサダープログラムについて、お話をすすめていきます。
(メディア学部 藤崎実)
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★【今週のバックナンバー】
>【アンバサダープログラム①】企業とファンがパートナーになる時代(メディア学部 藤崎実)
>【アンバサダープログラム②】アンバサダー誕生はディズニーから(メディア学部 藤崎実)
>【アンバサダープログラム③】レゴ・アンバサダープログラムがレゴを救ったお話し(メディア学部 藤崎実)
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