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「演出デザイン特論」はじまります

2020年11月22日 (日) 投稿者: メディアコンテンツコース

みなさん,こんにちは.メディア学部助教の兼松です.

11月も終わりに近づきめっきり寒くなったと思いきや,ここ数日はちょっと暖かったりして,体調を崩しやすい日々が続いていますね.
いろいろな授業をやっていても,やはり11月は体調を崩す学生も多かったです.しっかりと体調を整えて,あとわずかな今年の残りの乗り切りましょう.
といいつつも,私もこの週末は体調を崩してしまいました.今年は私も序盤から橈骨神経麻痺などであまり完調とはいえない時期も多かったので気を付けたいところです.

さて,学部のみなさんにとってはあまり馴染みがないと思いますが,大学院生にとってはクォーター切り替えの時期です.
第4クォーターが始まるということで,私が担当する「演出デザイン特論」もスタートします.

演出デザイン特論は,このblogでも紹介しているような,私が学部のときから続けている研究やそれにまつわることなどを解説しつつ,既存の映像コンテンツなどを見ながらいろいろな演出,そしてそれらに深く関わるシナリオ・キャラクターについてお話しする講義です.この授業は昨年度から開講したものですが,実は私にとってまったくのゼロから授業を考えたのはこれがはじめてです.他にもプロジェクト演習などを担当していますが,基本的には私がメディア学部またはメディアサイエンス専攻の学生のころに受けていた授業がもとになっていますので,ゼロからは初めてでした.そういうこともあって昨年度はいろいろ反省点もあって,今年度は改善したバージョンをお届けしようと思っていたのですが,今年度は遠隔授業で実施ということもあり,授業構成も大きく変えることになりました.
皆さんに興味を持ってもらえるように組んだつもりですので,楽しみにしていただければと思います.

余談ですが,この演出デザイン特論の中身を考えるにあたって,私が個人的に持っている裏テーマというか野望があります.それは各回に1つずつ,戦国時代のネタをいれるということです.
このblogで書いたかどうかは忘れましたが,私は日本の戦国時代が大好きです.戦国時代といっても割と範囲が広いですが,歴史好きの中では比較的人口もおおいであろう,織田信長が活躍していたあたりですね.私がこれまで自主制作や研究の中で書いたシナリオ・プロットも時代劇がほとんどです.
ただ,純粋に戦国時代の話をするとそれだけで授業時間が埋まってしまい(信長関係の話だけで7回分の授業できる気がします),演出どこいったんだ!となってしまうので,もちろん黒澤映画などの時代劇映画の話に絡めて考えています.
ぶっちゃけていうと,私が大学院のころに受講していた本学佐々木先生の授業で「今週の黒澤」と題していろいろお話ししてくださったことのパクリでもあります(笑)

とはいえ,昨年度も言うほど毎回はネタを仕込めなかったので,今年度はなんとか野望を達成したいですが・・・ネタを仕込むのはなかなか難しいものですね.

(文責:兼松祥央)

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