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オンラインポスターセッションシステム

2020年12月20日 (日) 投稿者: メディア技術コース

助教の戀津です。
だいぶ間が空いてしまいましたが、以前書いたオンラインでのポスターセッションのお話です。

前回の記事ではポスターセッションの説明と、それをシステム化するにあたってどうするかの仕様検討をしました。
今回は前期末に行った中間発表会での実施結果と、それからのお話です。

前回、要件として次の三つを挙げていました。

  • ビデオ通話システム(ここは流石に既存サービスを利用)
  • ポスター画像を一覧できるトップページ(クリックして拡大表示・ビデオ通話システムへの接続)
  • ビデオ通話サービスへの接続をした人を記録し、「今発表者と会話している人数」の可視化

ビデオ通話システムはGoogleMeetを発表者の数だけ準備し、そちらを利用しました。
トップページではポスター一覧と、発表者と会話している人数を表示しています。
トップページのキャプチャ画像を張りますが、研究の中間発表なので内容部分はぼかしています。

Pss

このような感じで、各ポスターのタイトルと所属、ポスター画像の表示を行いました。
各ポスターの下段に、現在発表を聞いている人数を表示しています。上段左から三つ目のポスターが「混んでいる」ことがわかりますね。
ポスターはオンラインでの発表なので横長での作成をお願いしましたが、縦長でも問題なく表示できます。

各ポスターのサムネイルをクリックすると、ポスターの拡大画面を開きます。
拡大画面ではポスターの大きな画像とMeet、Googleドライブへのリンク、コメント欄を作りました。
『Meetを開く』をクリックすると発表者のMeetに繋がり、トップページでの聴講者数が増えるようになっています。
Googleドライブへのリンクは、より詳細な資料(デモ映像やプログラム等)を配布できるようにつけてあります。

Pssc

コメント欄にコメントを残していくこともできるので、発表が混んでいて見れなかった場合に書いておいたり、発表を聞いた感想を書いたりもできます。
コメント機能についてはむしろオンライン実施ならではの利点ですね。現場で会話すると同時にメモを取るのは大変です。
発表を聞いたりコメント入力が完了したら拡大画面を閉じ、そこでトップページの聴講者数も減るようにしてあります。

このシステムを使い、中間発表ポスターセッションは完全オンラインでの実施ができました。
そしてその後、光栄なことにNICOGRAPH2020でのポスターセッションに利用していただきました
その時の運用から、ポスターへの投票システムの追加や発表者リストの作成方法など、いろいろ改善案も浮かびました。

ポスターセッションは対面で近距離で会話する性質上リスクがあり、運用が難しいこの状況は今後もしばらくは続きそうです。
学会ほか何かの集まりでポスターセッションを検討している方のために、このシステムをもう少し改善し公開できればと思います。

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