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コロナ禍のハイブリッド授業って何?<4. マイクのこだわり>

2020年12月 3日 (木) 投稿者: メディア社会コース

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Zoom配信ではマイクがとても重要です。

上の写真はBlue Microphones(ブルー マイクロフォン)というメーカーの「Yeti USB コンデンサー マイク Midnight Blue(イエティ ミッドナイト ブルー)」というマイクです。USBでパソコンにつなぐだけで、Zoomのマイクとして使用できます。前期の遠隔授業ではこのマイクが大活躍しました。しかし、このようなコンデンサーマイクは音をよく拾ってくれるため、自宅のような静かな場所に適しています。

後期は、大学からハイブリッド授業を行うため、いろいろなマイクを試しました。

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これは、888M(スリー・エイト・エム)というメーカーの「マランツプロ コンデンサーマイクロホン」です。声を録音するのに向いているマイクなのですが、先ほどのマイクと同じで音をとてもよく拾うため、教室の換気扇、エアコンの室外機など、様々な音も配信されてしまいます。そのため、今回はあまり適していないと判断しました。

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これはSHURE(シュアー)というマイクでお馴染みのメーカーのワイヤレスシステムで、襟元などにつけるピンマイクです。小さくて単一指向生のため、声を拾うのに適しています。しかし、マイクが小さいため、とても良い音とは言えませんでした。低音を拾うのが苦手なため、少し軽い感じがします。

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これは、音響業界では定番中の定番、先ほどと同じSHURE(シュアー)の58という型番のマイクです。音響の現場では「ゴッパー」と呼ばれています。ダイナミックマイクであるため、コンデンサーマイクほど音を拾いません。しかし、低音をしっかり拾い、周辺の音を拾わないため、配信には向いていると考えました。さて次は、スタンドをどうするかです。

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パソコンを操作することもあるため、このようにスタンドを設置しましたが、体が動いてマイクから離れてしまうと、声が小さくなってしまいます。結局、マイクを手で持って話すことにしました。Zoomで授業を行う時は、マイクがとても重要です。やはり、しっかりと話を伝えなければなりません。

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これで、教室にも、Zoomにも、しっかり声を届けることが出来るようになりました。

さて、明日は「背景」のこだわりについてお話します。

 


メディア学部 吉岡 英樹

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略歴:バークリー音楽院ミュージックシンセシス科卒業後、(有)ウーロン舎に入社しMr.ChildrenやMy Little Loverなどのレコーディングスタッフや小林武史プロデューサーのマネージャーをつとめる。退社後CM音楽の作曲家やモバイルコンテンツのサウンドクリエイターなどを経て現職。1年次科目「音楽産業入門」を担当。現在のコンテンツビジネスイノベーション研究室は2020年度にて終了し、聴覚障害支援メディア研究室として新たなスタートを切る。


 

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